はたしょう日誌

しぶたに学園 池田市立秦野小学校の
“今”をお伝えしています。

5年生LGBTの学習

2019年03月05日 | 日記

いよいよ卒業式練習ソツレンが佳境に入りつつあります・・・・

体育館には各学年が創ったレリーフが・・・・

今朝はしぶたに学園本年度ラストのあいさつ運動・・・秦小代表委員会と渋中生徒会の皆さん、よく頑張りました・・・・

1年生の教室で・・・・お話名人をめざそう・・・・ドン・キホーテで景品が当たりました・・・・うれしかったお話をしてニコニコさん・・・・

質問や感想がどんどんでます・・・お互いのことを知り合う大切な時間になりました・・・・

昨日は5年生が、高校生の支援をする教育NPOでお仕事をなさっている、うけばさきさんをお招きしてLGBT~セクシャルマイノリティーの学習をしました・・・・

最初に、うけばさんの自己紹介と生い立ちについてのお話をうかがいました・・・・うけばさんは小中学校時代に周りとなじめず悩んだこと、自分とはいったい何かを考えたことをたくさんのご自身の経験をもとにお話くださいました・・・・

みんなよくお話をうかがっていました・・・・興味津々、いろいろな疑問が浮かんだようです・・・・

その後、まず先生たちと座談会・・・いろいろな感想や質問がでました・・・・

その後、子どもたちからの質問タイム・・・いっぱいいろいろな質問がでましたが、うけばさんは一つひとつていねいに答えてくださいました・・・・

私たちが生きる日本の社会は多様な人々が集まって形成されています・・・いろいろな人との出会いで子どもたちは成長します・・・・自分が今まで知らなかったことをたくさん学んだ豊かないい時間となりました・・・・

 

 

 

 

 

 


卒業遠足:キッザニア甲子園

2019年03月04日 | 日記

いざ、出発!

雨もやみ・・・いい感じ・・・・

さて、職場体験の始まり始まり・・・・

まずは銀行で換金・・・

カードが当たった!

牛乳製造・・・・

証券会社・・・

マヨネーズを作る・・・

何を作るんだろう・・・・

しっかり確認・・・・

何の仕事かな?

おお、清涼飲料水・・・・

これは何の仕事かな・・・

そろそろお昼・・・先に腹ごしらえ・・・・

できました!

さて、仕事へ出発・・・

パン作り・・・・

 

作る作る・・・・

ケアするケアする

みんなで共同作業・・・・

テレビ中継・・・・

お天気キャスター・・・・

先生にインタビュー「子供のころなりたかった職業は何ですか?」「アニメソングの歌手です!」「プロサッカー選手です!」

 

 

 


春3月弥生

2019年03月01日 | 日記

春3月弥生を迎えました・・・・3月は別れと出発準備の月です・・・・6年生も卒業に向けてのラストスパート・・・私たちも6年生を素敵な姿で中学校へ送りたいといろいろなことを考えています・・・・次の文章は数年前の6年生に贈ったものです・・・・ご一読いただけると幸いです・・・・

                                                                    二杯の酒

 

昔々、百人ほどの村人が住む村で、年に一回のお祭りがありました。お祭りのとき、村の真ん中に大きな瓶がおかれ、村人は一人必ず祭りの前の年に二杯の酒をその瓶に入れる約束でした。それを神様に供えたり、お祭りのお祝いにみんなで乾杯したりするしきたりでした。

あるとき、ある男が「酒なんか出すのはもったいない。おれ一人出さなくてもみんな出すんだから、酒がなくなることはあるまい。」そう考えて酒の代わりに二杯の水を瓶に入れました。

祭りの当日、男は「おれが水を入れたことは、ばれることはないだろう。しめしめ今日はただで酒が飲めるぞ!」そう思いながら、いそいそと広場にやってきました。広場は、お祝いの酒を飲もうとたくさんの村人でいっぱいでした。村人たちはニコニコしながら、瓶の酒をコップについで、村の長(おさ)の「乾杯!!」という掛け声で、コップの酒をがぶりとあおりました。

そのとき、村人全員が叫びました。「なにい!?これは酒じゃない!水じゃないか!」一体何が起こったのでしょうか?

 

 

これは、ある民族に伝えられた寓話です。みなさんのご想像通り、瓶の中はすべて水だったのです。

つまり、村人全員が水を入れていたのです。「自分一人くらい水を入れたって大丈夫だろう。」という考えがこの結果だったのです。

この寓話は、私が中学校の担任時代によくクラスの子供たちに話したものです。クラスをよくするのは「他の誰でもない、自分自身なんだよ。」そう話しました。

みなさんは、今後、さまざまな困難に出会っていくことでしょう。未来は、決してバラ色ではありません。つらいこと、苦しいことがたくさん待ち受けています。そのとき、この寓話を思い出してほしいのです。あらゆることを自分の問題として考えてください。おまかせ意識ではなく、当事者意識を常に持ってほしいと思います。そして、問題の解決にあたってください。 

この春、私は渋谷中学校の卒業式で、素敵な言葉に出会いました。

人生の岐路に立った時、人は誰でも恐怖心を持つ。

進む道は二つ。前に進むか、背を向けるか。

私たちが、一歩踏み出す勇気をもらった場所。それが渋谷中学校でした。

これは、秦野小学校出身の生徒代表の答辞の冒頭の一節です。みなさんは、これから、何度も人生の岐路に立つことでしょう。そのときの恐怖心は、何とも苦しいものです。しかし、その恐怖心を乗り越えて挑戦することで、人は大きく育っていきます。中学校で出会うさまざまな出来事は、みなさんをきっと大きく成長させることでしょう。ただし、いつも立ち向かっていては疲れてしまいますから、時には、休んだり、背を向けることも大切です。そして、自分に勇気が生まれたら、一歩を踏み出してください。

 「人ごとにしない。」「自分のこととして考える。」「一歩踏み出す勇気をもつ。」ぜひ、このことを大切にして中学校生活を送ってください。みなさんの3年後の笑顔を楽しみにしています。