はたしょう日誌

しぶたに学園 池田市立秦野小学校の
“今”をお伝えしています。

冬はつとめて:私的枕草子

2018年02月16日 | 日記

10時30分の運動場・・・元気!元気!元気!

さて、5年生のあるクラスでは『枕草子』第一段の冬の私的作文に挑戦。とても素敵なのでここに紹介したいと思います。

原文「冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。」

「冬の雪」      男子

冬は雪。道につもりて辺りを白く変わらせる。日が出ると、光はね返し、きれいな光景でよい。水が凍りて、氷現るは言うべきにもあらず。学び舎の室にて空席目立つはわろし。

「冬はなべ」      男子

冬は寒い。寒いときには、なべ食べる。なべを食べると温まる。運動するのが一番だ。なべ食べすぎるのもわろし。

「冬の寒さ」     女子

冬は寒い。雪で遊べるのはよい。お正月でもいろいろできるのもよい。かぜがはやってしんどくなるのは、わろし。朝寒くて起きれないのもわろし。

「冬の自然」     男子

冬は自然がよい。木から葉が落ちて木に葉がほとんどついていない様子は冬らしく、魅力的である。だが、冬は寒い。なので肌がかんそうしてわろし。

「冬の山」      男子

冬は山がよい。山がまっしろ。すごく寒くて、水が凍る。雪が積もって、あたりが真っ白くなるのもいとつきづきし。寒くて、かぜをひきやすくなってわろし。

「冬の世界」     男子

冬はクリスマス。正月は言うべきにあらず、冬のすずしげな世界に蚊がいないのもよい。だが、冬休みが短いのもわろし。氷の上でみんなすべって大爆笑。冬は蚊がいなく、かゆいこともない。朝にふとんから出れず怒られるのはわろし。

「冬の雪」      女子

冬は雪が良い。雪景色は言うべきにもあらず、クリスマスイブに子どもの喜ぶ声が聞こえるのも、いとつきづきし。ただ、風がつめたいのはわろし。

「冬は氷」      男子

氷の上でみんなすべって大爆笑。冬は蚊がいなく、かゆいこともない。朝にふとんから出れず怒られるのはわろし。


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