「澤 和樹還暦記念 ファンド・レイジングコンサート」

1月4日からコンサートに行けるわけはないと諦めていたのに、朝寝坊して11時に起きた私は何気なくTwitterを見た。
「当日券ありますよ」とNAOTOがつぶやいていた。
ん~???これは(u_u)どうしたものか。
何枚位当日券があるのかわからない。行ってみないとわからない。ん~(u_u)
3時からの公演に今から用意して間に合うか合わないか、チケットが取れるか取れないか(u_u)
とにかく起きよう!と布団から飛び出して、洗濯してブランチを準備して、猫の世話をして、「お母さんは遊びにいきます!」と宣言して電車に乗った。
うまい具合に急行列車。池袋から上野へ。上野駅はすごい人出だった。これは公園を通り抜けて奏楽堂に行くのは大変だと判断して大通りに沿って歩いた。
藝大の門衛さんがにこにこ迎えてくれた。もう既に並んでいる人がいる。当日券販売に並んでいるのかと思ったが、そうではなく、自由席の人がいるらしい。開場は2時半。まだ1時45分だ。
当日券を買いに窓口へ。
「オレンジの部分のお席があります。」と言われて、ほほ~(=^ェ^=)
1階3列20番!こんなお席がありますのか!!
演奏最後は弦楽オケ120人だから後部席が良いかも知れないが、今日はソロやデュオやクァルテットもあるし、葉加瀬太郎とNAOTOが出演するのだから、これはもう、前列が良いでしょう。
ここ数年は現代ギター社のニューイャーコンサートに行くのが恒例だったが、私はあのS.F氏の演奏が嫌いなので、たとえ好きなギタリストも登場したとしても、もう行きたくないと心に決めたから今年は師匠の誘いを断った。
なんで嫌いな演奏をお金を払ってまで聴かなきゃならんのか、義理などないわい!と漸くわりきれるように年を取ったということだ。
映画もコンサートもお芝居も、私は一人で行くのが好きだ。
思いついて行って、好きなタイミングで帰途につく。



で、私にとってのニューイャーコンサートである、
今日のファンド・レイジングコンサートだが、法人化で国からお金を貰えなくなった東京藝大に、学部長の澤先生が、このコンサートの収益金を寄付しますよというコンサートだ。
また、このコンサートは葉加瀬太郎やNAOTOら教え子が発起人となって2年以上前から企画していたとのこと。
葉加瀬太郎は藝大から行方不明になった学生だし、NAOTOもどうやらアカデミックな世界からは離れて行った学生だ。手のかかる問題児2人が有名になって澤先生の還暦記念コンサートを企画するなんて、人生いつどうなるかわからない。
3列20番とはステージから5~6mのど真ん中。
お顔がクリアに見えて息遣いもわかる。
コンサートを通じて、澤先生のパフォーマーとしての素顔が暴露され、なるほどと納得するが、その演奏はやはり流石に素晴らしい。ヴァイオリンの音色とはこんなに美しいのかと溜息が出る。そしてキャパ1100人位の奏楽堂でマイクなど要らない。生音で聴ける弦楽。これは最高だ。
感動し過ぎて一つ一つ書いていたら眠れない。やめよ。

澤先生、葉加瀬太郎、NAOTOが三人で今日の為に演奏する「情熱大陸」は、
「なおとくんとていほうくん」の「ていほうくん」が編曲して今日だけのスペシャルバージョン。
あれだけ有名になった「情熱大陸」を葉加瀬太郎の演奏で聴くだけでもワクワクなのに、赤いちゃんちゃんこの澤先生と問題児2人の3人で乱れ弾きだ。
問題児Hはもじゃもじゃで色黒、問題児Nは金髪で細身色白、3人3様、全く違う演奏だ。
澤先生はどうやってもアカデミック、葉加瀬太郎のヴァイオリンは爆発して打楽器ともなる。NAOTOは強烈な師匠と強烈な兄弟子の横で、彼独自の繊細な演奏で一歩譲っているのがスタジオミュージシャンらしく思えた。一番美しいけど。
ラストの120人の弦楽オーケストラは圧巻も圧巻。流石。
現役藝大生とOB、そして澤先生の仲間。チェロとヴィオラの音色は好きだが、これほどこの楽器が美しく情熱的に唸るのを聴くのは初めてだった。来て良かった。
でもどうして静かな時にお腹が鳴りそうでハラハラするのだろう?そうか、朝から何も食べてない、水しか飲んでなかったのだ。
3時間超えるコンサートが終わり、上野公園を斜めに小走りした。上野公園、綺麗になったなぁと思うが写真は我慢、でもこの「地獄の門」だけはカシャ!

1月4日からコンサートに行けるわけはないと諦めていたのに、朝寝坊して11時に起きた私は何気なくTwitterを見た。
「当日券ありますよ」とNAOTOがつぶやいていた。
ん~???これは(u_u)どうしたものか。
何枚位当日券があるのかわからない。行ってみないとわからない。ん~(u_u)
3時からの公演に今から用意して間に合うか合わないか、チケットが取れるか取れないか(u_u)
とにかく起きよう!と布団から飛び出して、洗濯してブランチを準備して、猫の世話をして、「お母さんは遊びにいきます!」と宣言して電車に乗った。
うまい具合に急行列車。池袋から上野へ。上野駅はすごい人出だった。これは公園を通り抜けて奏楽堂に行くのは大変だと判断して大通りに沿って歩いた。
藝大の門衛さんがにこにこ迎えてくれた。もう既に並んでいる人がいる。当日券販売に並んでいるのかと思ったが、そうではなく、自由席の人がいるらしい。開場は2時半。まだ1時45分だ。
当日券を買いに窓口へ。
「オレンジの部分のお席があります。」と言われて、ほほ~(=^ェ^=)
1階3列20番!こんなお席がありますのか!!
演奏最後は弦楽オケ120人だから後部席が良いかも知れないが、今日はソロやデュオやクァルテットもあるし、葉加瀬太郎とNAOTOが出演するのだから、これはもう、前列が良いでしょう。
ここ数年は現代ギター社のニューイャーコンサートに行くのが恒例だったが、私はあのS.F氏の演奏が嫌いなので、たとえ好きなギタリストも登場したとしても、もう行きたくないと心に決めたから今年は師匠の誘いを断った。
なんで嫌いな演奏をお金を払ってまで聴かなきゃならんのか、義理などないわい!と漸くわりきれるように年を取ったということだ。
映画もコンサートもお芝居も、私は一人で行くのが好きだ。
思いついて行って、好きなタイミングで帰途につく。



で、私にとってのニューイャーコンサートである、
今日のファンド・レイジングコンサートだが、法人化で国からお金を貰えなくなった東京藝大に、学部長の澤先生が、このコンサートの収益金を寄付しますよというコンサートだ。
また、このコンサートは葉加瀬太郎やNAOTOら教え子が発起人となって2年以上前から企画していたとのこと。
葉加瀬太郎は藝大から行方不明になった学生だし、NAOTOもどうやらアカデミックな世界からは離れて行った学生だ。手のかかる問題児2人が有名になって澤先生の還暦記念コンサートを企画するなんて、人生いつどうなるかわからない。
3列20番とはステージから5~6mのど真ん中。
お顔がクリアに見えて息遣いもわかる。
コンサートを通じて、澤先生のパフォーマーとしての素顔が暴露され、なるほどと納得するが、その演奏はやはり流石に素晴らしい。ヴァイオリンの音色とはこんなに美しいのかと溜息が出る。そしてキャパ1100人位の奏楽堂でマイクなど要らない。生音で聴ける弦楽。これは最高だ。
感動し過ぎて一つ一つ書いていたら眠れない。やめよ。

澤先生、葉加瀬太郎、NAOTOが三人で今日の為に演奏する「情熱大陸」は、
「なおとくんとていほうくん」の「ていほうくん」が編曲して今日だけのスペシャルバージョン。
あれだけ有名になった「情熱大陸」を葉加瀬太郎の演奏で聴くだけでもワクワクなのに、赤いちゃんちゃんこの澤先生と問題児2人の3人で乱れ弾きだ。
問題児Hはもじゃもじゃで色黒、問題児Nは金髪で細身色白、3人3様、全く違う演奏だ。
澤先生はどうやってもアカデミック、葉加瀬太郎のヴァイオリンは爆発して打楽器ともなる。NAOTOは強烈な師匠と強烈な兄弟子の横で、彼独自の繊細な演奏で一歩譲っているのがスタジオミュージシャンらしく思えた。一番美しいけど。
ラストの120人の弦楽オーケストラは圧巻も圧巻。流石。
現役藝大生とOB、そして澤先生の仲間。チェロとヴィオラの音色は好きだが、これほどこの楽器が美しく情熱的に唸るのを聴くのは初めてだった。来て良かった。
でもどうして静かな時にお腹が鳴りそうでハラハラするのだろう?そうか、朝から何も食べてない、水しか飲んでなかったのだ。
3時間超えるコンサートが終わり、上野公園を斜めに小走りした。上野公園、綺麗になったなぁと思うが写真は我慢、でもこの「地獄の門」だけはカシャ!
