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恐るべき親たち!(◎_◎;)

2014-03-11 22:04:36 | コンサート 公演 展覧会 フィギュア
今日は、東京芸術劇場シアターウエストでのお洒落な小劇場~的な~演劇にブラボーブラビー!だった。

「恐るべき親たち」ジャン コクトー

麻美れい……先日宝塚の殿堂入りされましたね。
中嶋朋子、中嶋しゅう、佐藤オリエ、満島真之介 出演。











私の席は、
前方後円墳みたいなステージのせり出した丸い所の真ん前。
人一人が通れる通路を挟んで目の前で役者がしぶきをあげているのを見られる、
EX席という最前列真ん中(O_O)

私の目の前に満島真之介が転がり落ちてきたのはドッキリだった。
めちゃくちゃイケメンで演技も目力も声も強い。

役者が目の前をサラサラ?メラメラ?イライラ?ワサワサ?歩いて風を吹かせる。
ロウソクの熱を感じる。
ヒステリックに投げ合う椅子やクッションが飛んできそうで怖いほど。
でも激しく勢いよく飛んでくるのにピタッと絶妙な位置で止まるのだ。おっと~っ!!
臨場感MAXで自分も舞台にいるみたい。

いやはや麻美れいは大きかった。物凄い存在感。美しさオーラは勿論だが、圧倒された。

中嶋朋子の綺麗だったこと。テレビではあの美しさを見たことがない。すごい透明感だ。
山口果林と同じで生で見たら全然違う。
麻美れいはそのまんまだったけど。
佐藤オリエもめちゃ美しい人だった。一番いやな、でも一番美味しい、キーパーソンとなる役どころ。

後半、ステージ奥が額縁のようになった。
まるで一枚の絵になりきり立っている麻美れいは、恐ろしいほど美しかった。
真赤な唇。
ふと見ると立ち姿を変えているのだが、完ぺきな10頭身の人形だ。
最期の死体の演技も圧巻。ふくらはぎの筋肉さえも演じていた。
そうそう、脚の美しさときたら!酷い外反母趾さえも美しかった。
目の保養。

中嶋しゅう、冴えない中年男なのにモテるジョルジュ、男臭いのに繊細な演技は、演技だというのを忘れそう。
おっちゃんあるある的な狡さ可愛さ満載。

役者は何と言っても生で観るに限る。

で、内容……

息子を溺愛する母の身悶えするほどの愛と葛藤。

恐ろしい恐ろしい親たち。

全ての間が間でなく切れ目ない話の進行で中弛みする事がない。
スリリングな演技の怒濤。
ドロドロドラマなのにスカッともする。
何故かな?
役者が良かったのだ。

こんな親たちに育てられて良いのか?良くない!(◎_◎;)でもオモロイ!

自分は大丈夫(O_O)何がや?いや大丈夫
私は息子の幸せを願っている~ハズ(O_O)
そう思って眠るσ^_^;










コメント
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