あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

天皇陛下の生前退位について

2016-10-19 10:42:53 | 日記

天皇陛下の生前退位が報じられて以来、その成り行きが気になって仕方がありません。

陛下は、私と同じ昭和8年生まれの82歳でいらしゃいます。

私は早生まれですでに83歳ですが、80歳からの体力気力の衰えは大きく、自分の日々を支配しています。

私は周りから元気、若い、と言われつつ、ささやかながら定期的にシャンソンのソロライブを行い、教えながら現役を貫いています。

老老介護という思い役割を背負いながらも、楽しみの中に逃げ込み、生きがいを感じる材料を持っています。

 

私たちには陛下の、国のレベルでの責任の重さをはかり知ることは到底できません。同じ年齢であることが何の役にも立たないもどかしさも、余計なお世話なんですが。

 

戦後私は仲間とともに、昭和天皇を戦争責任者として追及する側にいて、若気の至りの言動を積極的に行っておりました。

 

人は時とともに変わります。時代が変わり多くの時代の変遷を重ねて、日本が得た平和の中に大いなる希望を見出した私は、多くの本

を読みあさり、学び、多彩な人々との交流を得て新しい時代を邁進しました。

その変化の中、天皇陛下への思いがいつの間にか敬意の念に変わっていきました。

 

昭和天皇の崩御に伴い、今上陛下が昭和64年に即位をなさって以来、私は陛下のフアンです。同じ年の生まれというだけではなく、テニスプレーヤーとしても(私は軟、硬合わせて30年のキャリア)、親しみを感じて過ごしておりました。

現在は、陛下御夫妻にしばしば神を見ます。ことごとく成就なさったように思います。

 

どうぞ、すべてのお役目から解放されて、別の静かで豊かな日々をお過ごしいただきますように、心よりお祈り申し上げております。