はるばるブログ@信州四賀の里山暮らし

日々季節を送る農の暮らしは、まるで旅人です。田んぼに畑に、土手に畦、山川草木に虫の気配、花鳥風月、私の視線。

越冬野菜(ネギ)

2005-11-24 22:59:16 | 有機の畑

寒波は1週間ほど続いただろうか、1、2日前から寒さが緩んだように思う。

12月に入る頃に越冬野菜を収穫し、1~2月まで出荷できるように保存する。
当方の場合、具体的には、白菜・大根・人参・ネギ・キャベツなどである。

じゃがいも・白かぼちゃ・里芋などはすでに収穫して倉庫においてある。
凍みないようにして保管しておき、野菜便に入れる。
「凍みないように」というのが、カナシイ。寒いのはイヤだなあ。
でも、草がのびないのも捨てがたい。(低レベルの比較検討1万回目)

それぞれの野菜は、耐寒性などが違うので保管方法が異なる。

まずは、例年より慌てて早くネギを取り込んだ。

保管方法は実は毎年試行の繰り返しで、できるだけ手間を掛けず、品質良く保てる方法を模索している。(量との兼ね合いもある。)

ネギの場合、ポイントは根を乾燥させないことと、上部の葉は空気にさらすことらしい。
コンパネとワラで、囲って空きハウスの中に活けた。

ちなみにこのネギは、松本一本ネギという品種。
寒さに強く、霜が折り始めた今ごろ収穫し、保存しながら食べる。
長く太い。甘く、ウマい。

付け加えると、9月の初めに種まきをし、今、苗が畑で15センチくらいになっている。
このまま越冬して、来春、植え替える。実に栽培期間が長い野菜である。
ネギはバカにしてはならいない。