はるばるブログ@信州四賀の里山暮らし

日々季節を送る農の暮らしは、まるで旅人です。田んぼに畑に、土手に畦、山川草木に虫の気配、花鳥風月、私の視線。

ハウス密閉

2011-02-17 19:42:14 | 有機の畑


育苗ハウスのサイド、スソ、妻にビニールやシートを張って、
締め切りました。
いよいよ、種まき・苗作りの準備です。
写真は13日。サイドを張った時点で、ちょっとした閉鎖空間を
独り占めした高揚感?です。農園ひとり。

密閉されたハウスの中は、たちまち、土のにおいが立ち込め、
だまされた春が先走っていきます。

種まきは、来週から。
まずはボカシ肥料の仕込を始めました。



立春の初鎌

2011-02-14 09:11:13 | 有機の畑



まだまだ寒さが居座っています。
この連休はこちらも雪が一時10センチほど積もりました。

もう、10日も過ぎてしまいましたが、節分、立春の頃、
寒さが緩んでくれました。

そんな立春の4日は、育苗ハウスの準備に手をつけました。
ビニールを貼るハウスの際の枯れ草を片付けます。

この時期は、僅かに青い草の芽などがいとおしいほどですが、
夏草となれば、また、あきれるほど圧倒されるのです。

ま、そんなこころのゆれが、生きてる毎日。
ゆれたり、まわっても、案外すすんでいたりする。
ただの一直線じゃ、コワイかも。


どこからくるか

2011-02-07 23:11:36 | 季節のうつろい


(11/1/31)

ビニールハウスが抱いた光が
畑の緩んだ土が
すこし春めく

先日、ひと・むし・たんぼの会の句会で、春は
空からくると感じるか、
地面からくると感じるか、
という話になりました。

ひと、それぞれの感じ方があっておもしろいです。
兆しを重んじるか、
実感を確かめたいか、
そんな個性もあるかもしれません。