シニアの一人たび

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メルマガ配信 60~70代関心/悪質商法対策

2006-08-24 15:05:32 | IT関連ニュース
  登録、若者の倍以上
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 悪質商法から高齢者を守ろうと内閣府が8月末に配信を始めるメールマガジンで、
20代以下の登録者数が全体の1割に満たない半面、60代以上がその倍を超えている
ことがわかった。内閣府は、メルマガを見た見た若い世代を通じて高齢者に情報が
届くことに期待していたが、メールにはなじみが薄いと思われた高齢者からの登録
が目立っている。

 メルマガは、各地の消費生活センターの情報をもとに、高齢者を狙った悪質商法
を紹介する。つきに1、2回配信する予定。
 目標は100万人への配信だが、21日までの登録者は2424人。子や孫の世代の20
代192人で、10代となると11人だけ。一方で、70代は167人、60代は286人に上った。
ただ、高齢者に身近なはずの民生委員は約22万人のうち32人しか登録がなく、「民
生委員自信の高齢化」が原因との見方も出ている。

 メルマガ配信は、内閣府「消費者の窓」のホームページ
(http://www.consumer.go.jp/)の「見守り新鮮情報」から登録できる。
                         (2006.08.23 朝日夕刊)

「ヒトの新種」に異論

2006-08-24 07:17:30 | 生物学
  インドネシアで発見 身長1㍍の化石/「病気のホモ・サピエンス」
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 インドネシアのフローレス島で見つかり、新種の「」ホモ・フロレシエンシス」
と命名された人類の化石について、新種ではなく病気で大きくなれなかった現代人
(ホモ・サピエンス)だとする論文を、同国などの研究チームが近く米科学アカデ
ミー紀要電子版に発表する。世界の人類学者の間では、この化石を新種とみなす声
が強いが、議論はなお続きそうだ。

 この人類は1万8千年前まで生存したとみられ、成人の身長が約1㍍で、脳の容
積も類人猿並みに小さかった。豪州のピーター・ブラウン博士らの研究チームが04
年、英科学誌ネイチャーに、孤島で独自の進化をとげて小型化した進種の人類だと
発表し、大きな話題となった。

 これに対し、当初から新種との解釈を疑問視してきたインドネシア・ガジャマダ
大学のテウク・ヤコブ博士らは、今回の論文で、頭骨の形が左右対称でない異常と
ともに、頭部の細かい特徴やあご、歯の形状は現代人と似ていることなどを指摘。
化石は、この島に住む低身長の種族の祖先で、小頭症などの病気になった人だ、
との主張を展開している。
                      (2006.08.23 朝日朝刊/総説)