12月9日(火)、最終日は世界遺産のアルジャディーダを観光。旧市街では、色々な地元の方と触れ合えて良かった。年配の女性は皆顔を隠して、カメラを向けるだけでイヤな顔をされたが、若い人たちは頭や体は布で覆っていても顔は隠さず、学生達などは気さくに一緒に写真を撮ってくれたりした。ホテルで見かけた通学風景は親が必ず子供を連れていくようだったが、親たちが民族衣装なのに対し子供たちは日本と同じランドセル姿で、その対比が逆に面白かった。
12月8日(月)、終日マラケシュ観光。クトゥビアの塔が見えるジャマエルフナ市場は終始賑わっていたが、そこから四方八方に伸びる迷路のようなスークは中心から離れれば離れるほど地元色が濃く表れてエキゾチックな気分に浸れた。冷やかしで覗く小売店でのフランス語でのコミュニケーションも楽しかった。また、日本では珍しいコウノトリの姿もあちこち見られた。
12月7日(日)、午前中カスバ街道の旧要塞都市で世界遺産のアイトベンハッドゥを観光した。洪水の影響で通常のルートが閉ざされたため、遠回りしてマラケシュに向かったが、有名なアルガンオイルを採るアルガンの実を食べるためにヤギが木にまで登ると言われる光景をラッキーにも目の当たりにすることができた。途中の街道も素晴らしい景色だった。
12月6日(土)、朝暗いうちに4WDでホテルを出、サハラ砂漠のメルズーカ砂丘へ1時間ほど走り、ラクダに乗り替えて30分日の出鑑賞スポットに向かった。行きは暗くて気が付かなかったが、11月下旬に16年ぶりの大洪水に見舞われたそうで、池のような水たまりができていて、これに映るラクダ隊も趣があった。午後はトドラ渓谷を経由してワルザザードへ向かった。
12月5日(金)、午前中はモロッコのスイスと言われるイフレンの街を散策した。広場に自然の岩で作ったアトラスライオン像があるくらいで特に何もない街だがモロッコとは思えないような瀟洒な街だった。ミデルトで昼食を取ってエルフードへ向かうアトラス山脈沿いの道は思ってもみない雪景色だった。
12月4日(木)、世界一の迷宮都市と言われる世界遺産フェズを終日観光した。美しいブージュルード門から入って、細く入り組んだ小路のメディナを散策したり、民家でモロッコ人夫婦よりミントティーをご馳走になった。なめし皮を染めるタンネリは壮観だったが異様な臭いで、夏だったらたまらないだろうなと思った。
12月3日(水)、午前中はモロッコ王国の首都ラバト観光で、ハッサンの塔とモハメド5世廟を訪れた。午後からは雨の中、青い街シャウエンの街中を散策した。グランドモスクやメディナも良かったが、街中がブルーで統一されていて美しかった。
12月2日(火)、前日1日に羽田空港を発ちドーハ経由でモロッコのカサブランカに着いた。特に映画と関係するものはなく、モハメッド5世広場とハッサン2世モスクが主な観光ポイント。モスクに到着したのは夕方だったが、ライトアップも綺麗だった。