台東区と墨田区を流れる隅田川で、2023年7月29日(土)に「隅田川花火大会」が4年ぶりに開催された。毎年100万人近い人々が訪れる「隅田川花火大会」は、毎年8月に開催される「江戸川区花火大会」とともに“東京二大花火大会”のひとつに数えられている。
2カ所ある会場で約2万発が打ち上げられたが、今回は荒川にかかる四ツ木橋を渡った土手沿いにシートを敷いて、寝そべりながら缶ビール片手に花火鑑賞した。夏空で夕焼けが美しい6時半ぐらいには、もう大分観客が集まっていた。
打上げは、まだ薄明るい午後7時に始まった。
暗くなると、TV報道や遊覧のためのヘリコプター10台以上が光に集まる虫の様に上空を回遊してた。左手にはカラフルにライトアップしたスカイツリーが競うように、その存在感を示している。
第一会場と第二会場は基本的には交互に打ち上げてるが、同時に上がる時もある。第二会場の花火はこちらからだと手前の建物に大分隠れてしまっている。
従来からある大輪花火の他に、四方八方に不規則に散らばる変わり花火やカラフルなもの、顔のマークやキャラクターなど…結構楽しい。
日本最古の花火大会は、享保18年(1733)から始まった『両国の花火』(現在の隅田川花火大会の前身)で、 『鍵屋ぁーっ』、『玉屋ぁーっ』もここが発祥の地だそう。 鍵屋は両国橋の下流側、玉屋は上流側で花火を打ち上げた花火の製造元で、上がるたびに掛け声が上がったらしい。こちらでも声があちこちで掛かっていた。
動画で撮ったものを7分半ほどのyoutubeにまとめてみた。(下のURLクリック)
https://youtu.be/ACYI9m0eOG4