4月8日は毎年、昭和48年に三越に入社した学卒者の同期会を行っているが、今年は三越新館5階のランドマークのパーティールームで行なわれた。昨年は出られなかったので久々の感じだったが、出席者は30名、そのうち女性も4名集まった。思ったより三越あるいはその関係で働いている人が多かったが、これも65歳雇用を反映しているのかもしれない。右下は社内報『金字塔』の48年発行のもの。当時の岡田社長の年頭の新年式写真が表紙に載っている。
今、BS日テレで土曜9時から放送している「小さな村の物語イタリア」って番組に使われているテーマ曲がかなりいい雰囲気の曲で、なんという曲かなあと思いながらネットで探してみたら、やはり好評の様で、ORNELLA VANONIが1970年頃に歌ってヒットしたL'APPUNTAMENTO(逢引き) という歌だったということが分りました。あらためてあの時代の良さを感じました。
http://www.youtube.com/watch?v=6Tb7wHwA1Xw
もう一つ、学生当時は宿題しながらラジオで音楽を毎晩聴いていて、カンツオーネも流行っていたのですが、この曲はほんのある一時期に数週間ヒットしただけで、歌手もすぐに忘れ去られてしまったという曲です。このアンナマリアは、当時有名になったサンレモ音楽祭の前身のコンクールがあって、第1回の音楽祭の前年に優勝した経歴もあり、現地でも実力派と見られていたのですがその後ヒットが続かなかったために早い時期に音楽界から姿を消してしまいました。短い曲ですが、力強い歌声の中にも哀愁の漂うメロディーで、「ひみつ」というタイトルにもなんとなく魅かれて、イタリア語で何を歌っているのかも分らないままに、リール式テープ・レコーダーに録って、ただしみじみと何回も何回も聞いていた記憶があります。
http://www.youtube.com/watch?v=EMe2VaukQWo