きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

火車

2013年02月20日 | 韓国
20130219-1.jpg


どうして「火車」ってタイトルなのかが疑問だったけど
そのまま経済状態が苦しいという火の車って意味のようですね
原作は未読ですが焦点はそこなのかな?
自己破産や借金返済の話も出てくるけど
本作ではそれよりも主人公のイ・ソンギュンが突然失踪した彼女を探す物語
彼女を守りきれなかった後悔、愛、焦りを感じました

結婚を1か月後に控えて実家に向かう途中のサービスエリアで突然彼女が消えた
家はもぬけの殻で
勤めていた会社の履歴書は偽りで
名前さえも偽名
彼女はいったい誰なのか、、、、

もー、ドキドキしながら観ちゃうよね

キム・ミニが謎めいてて、影があって雰囲気が出てましたよね
幸せになりたかっただけ、、ってのが悲しくて

そんな彼女をまっすぐに愛してたイ・ソンギュンが
これまたよくってね

いつも思うけど、彼は作品選びが上手いよね
彼の映画で外れたことホント少ないです
で、けっこういろんな役を演じてるけど
それぞれがすごく嵌ってる

一緒に捜索してくれた元刑事の親戚のお兄さん
強力班刑事だっただけに、切れ者らしき表情も垣間見せつつ
肝心ところで相手を逃がしたりして
賄賂で刑事をクビになった無職中の焦りとか劣等感や無能感も漂わせてて
それも面白かった

自分も人生を失いつつあるギリギリのところで生きているから
ソニョンが他人のように思えなくなっていたんでしょうかね
でもあそこでガタイの大きい男性が女性をを取り逃がさないでーって
思っちゃっいました

あんなに愛されてたのに
どうしてこういう結末になるんだろ
愛してるからこそ身を投げたのかなぁ
悲しいラストでした

面白かったです



火車(原題:??)  2012年
監督:ピョン・ヨンジュ
出演:イ・ソンギュン、キム・ミニ、チョ・ソンハ

結婚一か月前、両親宅へ行く途中、サービスエリアに寄ったムンホ(イ・ソンギュン)とソニョン(キム・ミニ)。コーヒーを買いに行ったムンホを待っていたものは、ドアが開いたままの車だけだ。繋がらない携帯電話、痕跡もなく彼女が消えた。彼女を探すために前職が強力班刑事で親戚の兄ジョングン(チョ・ソンハ)の力を借りるムンホ。しかし、家族も友人もいない彼女のすべては嘘だ。失踪当日、銀行口座から残金をすべて引き出し、住んでいた家の指紋までも消していたソニョンの行動に単純な失踪事件ではないことを悟るジョングンは、彼女が殺人事件と関わりがあることを知る。


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2 コメント

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Unknown (たんたん)
2013-07-19 18:06:24
[絵文字:e-453]るぴなすさん
原作も読んだし テレビドラマ(もあったと思う)も見ましたが
この映画よかったです!

婚約者の目線のほうが 彼女を探し出したいっていう気持ちの強さが
より自然にみえました
原作は 確か親戚のひとに頼まれたんだったかな?

ソンギュンさんって 強烈ではないけど
だからこそ いろんな顔がみえますね
内容知ってても 変えてる部分はありますが
最後まで 引き込まれました~

 
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Unknown (るぴ)
2013-07-31 23:49:43
たんたんさん☆

お久しぶり~
すっかりお返事が遅くなっちゃいました
いろいろ観てるのに
レビューがすっかり追いついてなくて^_^;
そろそろまた映画観たいね~♪

原作は婚約者じゃなかったんですね
切なかったよね
婚約者が突然消えたら
必至で探すもん

そう、最後まで引きこまれました
どうしてこうなるのかなぁっていう部分もあるけど
切なかった

ソンギュンさんって実は凄いよね
いろんな役を演じてて
全部自然体でピッタリはまってる
素晴らしいです
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