きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

天気の子

2020年06月17日 | 日本



「君の名は」は観たけれど、
「天気の子」はヒットしてると知りつつ観ようかどうしようか迷いつつ、
そのうち縁があれば~って思っているうちに今に至り、
そしてご縁があったということで、鑑賞いたしました。

面白かったです、集中して観ました。

映像が美しくて圧倒された。
東京の街並みが、現実より現実的に迫ってくる。
西武新宿駅前のマックとか、歌舞伎町のゴジラのいる映画館、池袋のサンシャインに向かう道、等々
馴染の場所も含めて興味深くて、
3人が泊まったラブホテルも池袋なんだって。

雨の描写と日が差してくる様子を俯瞰で観る世界の壮大さ気持ちよさ、
音楽との融合、
そして天気というテーマの秀逸さで、圧倒される映画でした。

いわゆる「セカイ系」と言われる物語。

それは何ぞやと調べてみると、
主人公とそのごく近くの人間だけで世界の行く末が決する物語を指すらしい。

なるほど、、
「サイボーグ009」も「マグマ大使」も世界を救うために戦ったわけで、
自分がそんなヒーローになる妄想って小さい頃したもんなぁ。
例えが古すぎるかしらん、、
そもそも、あってます?(笑)

陽菜は天気を司る巫女で、命と引き換えに東京を襲った未曾有の災害を止めることもできた。
でも帆高は彼女を救うことを選んだ。
結果は賛否あるかもしれないけど、カタルシスはあった。
愛する人を何があっても救いたい気持ちはだれでもそうだもんな。

ただ、おばちゃんの視点かもしれないけど、
守ってくれる大人がいないんだよな、この世界。
ジャンクフードばかり食べてて悲しくなっちゃうよ、もっと美味しいもの食べさせてあげたい。

帆高くんが所持した拳銃はどういう意味なのかなぁ。
殺伐とした世界で闘う手段(お守り)なのかな、やっぱり辛い。

「天気なんて狂ったままでいいんだ!」
でも太陽の少ない街で生きていくのは辛い。
温暖化による気候変動は毎年実感するもんなぁ、、、



天気の子  2019年
監督:新海誠

高校1年生の夏、帆高は離島から逃げ出して東京に行くが、暮らしに困ってうさんくさいオカルト雑誌のライターの仕事を見つける。雨が降り続くある日、帆高は弟と二人で生活している陽菜という不思議な能力を持つ少女と出会う。