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ブレークする「ひぐらし」の謎

2008年06月09日 18時41分17秒 | 芸能エンタメニュース
02年8月のコミックマーケットで、その後伝説となった同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」が誕生した。最初はわずか50枚も売れなかったが、インターネットで体験版が配布されたのをきっかけにブレークし、同人ゲームでは異例の50万枚を販売。PS2版に移植され、マンガやアニメ、実写映画などあらゆるジャンルでヒットを記録した。さらに6月には4部作が予定されるニンテンドーDS版「ひぐらしのなく頃に絆(きずな)」の第一巻が発売される。まるでウイルスのようにメディアに次々と“感染”していく「ひぐらし」の謎に迫った。
■たたりか?謎の怪死事件
「ひぐらし」は1983年、世界遺産でも知られる岐阜県白川村をモデルにした雛見沢(ひなみさわ)村など山あいの田舎に中学生の前原圭一が東京から転校してきたところから始まる。明るい性格の圭一は、クラスメートの竜宮レナや園崎魅音(みおん)らと瞬く間に溶け込んでいった。
1カ月がたち、圭一は、レナに案内されたダム工事現場の跡地で、カメラマンの富竹と出会い、村でバラバラ殺人事件があったことを聞かされる。圭一は、レナや魅音に事件について尋ねるが、二人はかたくなに「知らない」と繰り返す。圭一は、事件に興味を覚え、事件の調査に乗り出すと、ダム建設問題で国と戦った村の闘争の歴史、村の守り神「オヤシロさま」の信仰にぶつかる。そして「綿流し」の祭りの夜、3年連続で村人一人が死に、一人が行方不明になり、村人が「オヤシロさまのたたり」と呼ぶ怪事件に突き当たる。圭一は、レナや魅音、いたずら好きな北条沙都子、「オヤシロさまの生まれ変わり」と言われる古手梨花と共に、謎解きに挑む……というストーリーだ。
■脚本から誕生 4年がかりで8作
「ひぐらし」の誕生のきっかけは、作家の竜騎士07さんが劇団サークルと知り合い、「雛見沢停留所」という脚本を書いたことだ。脚本はお蔵入りしたが、プログラムができる弟と組んで、PC用ノベルゲームを制作、02年のコミケで「ひぐらしのなく頃に」が発表された。
原作のPC版「ひぐらし」の特徴は、絵と物語を読み進めていくサウンドノベルと言われるストーリーが展開するゲームだが、プレーヤーがストーリーに影響する選択をしないというもの。真犯人を推理させる方法、読者に事件の全ぼうを徐々に明かしていくミステリーそのもので、06年までに問題編と解答編各4編の計8編が発表された。
問題編では、疑心暗鬼による仲間殺しや仲間を思うあまりに暴走する登場人物が描かれ、「解答編」では圭一らが間違いを克服し、真相に一歩ずつ近づいていく展開となる。
04年に、24万字という小説2冊分に匹敵するとんでもないボリュームの体験版「鬼隠し編」を無料で公開。真犯人と事件の背景を予測し合うファンサイトでの謎解きが盛り上がり、ネット上で一気に注目を集めた。・・・こちら

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