ソフトバンクモバイルは10月30日、2008年冬モデル12機種とデータ通信端末1機種を発表した。このほか、すでに発売済みの2機種と、開発を表明していた「823SH Tiffanyモデル」を含む、計16機種を2008年冬モデルとして展開する。
今回の目玉機種は、3.8インチの大型ディスプレイを搭載したシャープ製のスライド端末「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」と、海外で人気の高いSamsung電子製スマートフォン“OMNIA”の日本向けモデル「930SC OMNIA」という2つのタッチパネルケータイ。AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SHは、ケータイ最高クラスとなるハーフXGA(480×1024ピクセル)の解像度を実現した細長いディスプレイと、操作のすべてをタッチパネルで行えるフルタッチ仕様が特徴だ。さらに、ソフトバンクモバイル向けにカスタマイズされたHTC製スマートフォン「Touch Diamond X04HT」と「Touch Pro X05HT」も登場する。
また、au向けモデルで人気のカシオ計算機が、「830CA」としてソフトバンクモバイル向けに初めて参入。AF(オートフォーカス)+美撮り機能付きの有効520万画素カメラを搭載し、子ペンギンをデスクトップキャラクターに用いるなど、“カシオ端末”らしさを備えた端末に仕上げた。
このほか、有効800万画素CCDと広角29ミリ(35ミリ換算)レンズを搭載したカメラ機能重視のシャープ製ハイエンドモデル「930SH」や、キャラケーとして多くのコラボレーション端末が登場した東芝製着せ替え端末のセカンドモデル「funfun.2 830T」、830Tをベースに子ども向けの安心、安全機能を備えた「funfun.petit 831T」、人間工学に基づいた押しやすいダイヤルキーを採用するパナソニック モバイルコミュニケーションズ製のシンプルケータイ「830P」、ソフトバンクロゴが入らない“Nokiaブランド”として、カールツァイスレンズとキセノンフラッシュを搭載したカメラケータイ「Nokia N82」と、ストレートボディにQWERTYキーボードを備えたビジネス向けスマートフォン「Nokia E71」も登場する。
プリペイドサービス専用端末やデータ通信端末の新機種も登場。Samsung電子製のストレートケータイ「プリモバイル 730SC」、国内だけでなく海外でも下り最大7.2Mbpsデータ通信が可能なUSBスティック型データ通信端末「C01SW」(加Sierra Wireless製)が発売される。
10月4日に発売されたシャープ製の「NEW PANTONE 830SH」、830SHをベースにした大人向け端末「GENT III 830SH s」も、改めて2008冬モデルとしてラインアップに加わる。
なおAQUOSケータイ FULLTOUCH 931SHには、新たにモバイルウィジェット機能を搭載。ユーザーが自由にウィジェットを開発できる環境を提供する。対応機種の発売日から、Yahoo!JAPAN内に「モバイルウィジェットストア」を開設し、ここからダウンロードできるようになる。同時に賞金総額1000万円の「モバイルウィジェット コンテスト」を開催し、モバイルウィジェットストアに投稿されたウィジェットの中から優秀作品を選出し、賞金を贈呈する。
ソフトバンクモバイル独自の新サービスは、メールアドレスさえ分かれば、住所や電話番号が分からなくてもプレゼントが贈れる「ソフトバンクギフト」をセブン-イレブン・ジャパンと共同で展開する。専用ギフトサイト内の「ぷちギフト」コーナーで購入した商品を、ケータイのメールアドレスを指定するだけでプレゼントでき、メールを受け取った側は、全国のセブンイレブンでプレゼントが受け取れる。
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