サンノゼ徒然草

米国はカリフォルニア在住の主婦の覚え書き。子育て、趣味、サンノゼでの暮らしのことなど。

やっぱりアナログ

2009-08-27 17:12:27 | つれづれ
最近、音楽鑑賞?はネットでしています。

その中で…ネット上のサービスを利用して、一昔の音楽や映像を楽しむこともあります。今晩のヒットは大河ドラマ。(笑)

10年以上前の大河ドラマテーマは、曲は迫力があり、映像は勢いがあり、全体的に力強さが感じられます。

反面、最近の大河ドラマテーマは、どうこうというわけではないものの、やはりスケールがすっきりと収まっているような、画像(映像)はコンピュータグラフィックの簡易さであっさりしているような、なんか物足りない。

年、なんでしょうか?(笑)

先日、ふと、イラストボードを取り出してきて絵を描いて見ました。
下絵を描き、モデリングペーストでその上に下地を作り、リキテックス(アクリル絵具)で色を重ね、最後はパステルでポイント調整。

楽しかった! 
コンピュータ上で描く感触とはまったく別物で、描いている、という実感がありました。

ここ10年ほどはまともにカラー画などは描いていなかったため、ここ数年の間に購入した画材は問題ありませんが、学生時代に買ったリキテックスはさすがにそのいくつかが乾燥気味。カラーインクはほとんど駄目になっていて、処分。
幸い、乾きもののパステルや色鉛筆はまだまだ大丈夫ですが。

昨年、日本里帰り時に行きつけの銀座伊東屋に、スクリーントーンを買いに立ち寄ってびっくり。すっかり漫画関係の道具スペースが縮小され、トーンは販売されていませんでした。
コミックトーンやデジタル入稿のことは知っていましたが、こう目の当たりにすると少し寂しく感じます。

グラフィックソフトも所持していながら、どうしても使いこなすのに腰が重いのですが、先日、手で、筆を持って絵を描くことで、なんとなく理由がわかった気がします。

最新のお絵かき道具を使いこなせるように、という気持ちはあります。
ですが、触れないものよりも、手で触って感じられるものへの愛着がまだまだ強いようです。

大河ドラマのテーマ曲も、久々に視聴すると、交響楽のよさと同時に、その映像から、日本の味わい深さを感じます。
日本に戻って、そこにある風景を自分の目で見たくなります。

デジタルの良さを享受しつつ、アナログの魅力に浸りたい自分がいます。(笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿