対決列島 第1夜

時々


昨夜のKBS京都・どうでしょうリターンズは、ついに京都でも
始まりました！！「対決列島～The battle of sweets～」
第1夜でございました～


2001年後半にお送りした、「超大型新企画」（笑）。
今夜の企画発表からして見ものでございますよ～。

その前に、これも見たかった前枠！
今回は音尾さんと鈴井さんの「体操ブラザーズ」。
もう…キメのポーズが可笑しいです、2人とも。


2001年5月21日（月）午前6時5分　札幌・HTB通用口。
早朝から集合の大鈴お2人。
「どうでしょうさんのロケ」とあらば、何時でも集まりますよ～。
いつものごとく、今回どこにいって何をするか知らない洋ちゃん。
それに加え今回は何とミスターさんも知りません。

ミスターさんが内容を知らないというのは初めてのことです。
「何も知らないってのはね…笑っちゃうんですね」とミスターさん。
期待でもない、不安でもない。ただ笑っちゃう、と。
普段そういう思いをしている（笑）洋ちゃんは「手に取るようにわかる」
とミスターさんに同情します。
これは企画内容を知った時のミスターさんのリアクションに
注目です。

さて、今回の日程。
21日（月）から26日（土）までの5泊6日を押さえてます。
6日もあれば…どうでしょうさんなら国内だろうが海外だろうが
何でも出来ます（笑）。
それをわかっているミスターさん、緊張が高まります。
いよいよ藤村さんから企画発表！となった時には思わず
取り乱します。
その一方で「自分よりいっぱいいっぱいな人がいるから」と洋ちゃんは
いつもと違って落ち着いてます。
この構図が普段と違って可笑しいですね～。

そしていよいよ企画発表。
「それでは…お願いします！」という藤村さんの声とともに、
大鈴お2人の後ろのワゴンからある人が登場。
白塗り公家姿の安田さんでございます。
ちっさいシンバルを打ち鳴らし（笑）、巻物をおもむろに
広げて口上を読み上げていきます。

「やぁやぁ鈴井貴之～！本年1月、忘れもしない喜界島での
白熊対決。貴殿の堂々たる戦ぶり！堂々たる勝利！敵ながら
あっぱれであった。
しかし！番組の構成上、このままおめおめと引き下がっている
わけにはいかんのだ。
よってここに、白熊対決再戦を本場鹿児島にて執り行う事
ここに申し込む！」

…これだけ言うと安田さん、再び車に戻ってしまいました。
自らワゴンのトランクを閉める姿が何とも…（笑）。
洋ちゃんも安田さんの読みっぷりにただただ爆笑です。

今回は「鹿児島にて白熊再戦」でございます。
どうでしょう復帰第1弾の「喜界島一周」。この企画の中で
白熊で対決をしたミスターと魔神こと藤村さん。
このときはなんとミスター初勝利で幕を閉じ、藤村さんは魔神降格
という屈辱を味わいました。
…その時に藤村さんは「実は魔神はそんなに強くないのでは
ないか？」と思ったのだとか。
魔神とおだてられていい気になっていたのでは？と。

「そこで…」と話をすすめる藤村さんに、当然ながら2人は
待ったをかけます（笑）。
洋ちゃんも「じゅうぶん強いと思うよ。その時点で（話の）もって
行き方に無理が…」と慌ててます。

それでも藤村さん、強引に話を進めていきます（笑）。
「そこで、ミスターさんのように強くなりたい！
甘いもの好きのミスターさんとともに、なるべく多くの実戦を
経験させて頂いてもっともっと強くなりたい！」
…ここまで聞いてだいたい想像のついたミスターさん、もう
悶絶してます。
そして再び安田さんが登場し、また口上を読み上げます。

「やぁやぁ鈴井貴之～！白熊一杯で勝負を決すると思ったら
大間違いだ。まず函館で最初の対決だ！（←この部分は
読み忘れました）この対決に勝てば北海道の地は
おまえにやろう。しかし！負ければ北海道は魔神のものだ。
次に向かうは青森だ！そこでおまえが勝てば、青森の地は
おまえにやろう。しかし！負ければ青森もまた魔神のものと
なる。
もうわかったであろう、鈴井貴之。
鹿児島に向かう全ての道中で対決だ！
これより5日間、各地で死闘を繰り広げ領土を奪い合い、最終的
により広い領土を確保した方が勝ちとなる。
日本列島は今日から5日間、対決列島となるのだ～！」

ここで、ながい予告編が流れます。

魔神が天から舞い降りて―
列島は戦場となる
思わぬ伏兵が弱者に力を与える
再び奇跡が起こり―
皇帝が世を統治する
魔神は謀略を巡らして皇帝を死に至らしめる
薩摩を制するものが日本を制す
2001年―
日本は対決列島と化し
敗者は
地獄へと旅に出る　←これ気になりますね～


そもそも「喜界島一周」での魔神敗戦から端を発した今回の企画。
今回は企画担当のミスターさん抜きで、ディレクター陣のみで
極秘に進められてきたあまりに乱暴な企画です。

ここで今回の「対決列島」のルール説明が。
まずは第1決戦場の函館へ飛行機で向かいます。
ここで対決をし、勝った方が北海道の敷地面積・83,000k㎡を
ポイントとして獲得します。
各都道府県の敷地面積がポイントとなるわけです。
次に青森へ進み、順次レンタカーで南下を続け
通過する県ごとに各地の名物で対決を繰り返し、領土を
奪い合いながら鹿児島を目指します。
しかし、ルートによって通過しない県も出てきます。
通過しなかった県は鹿児島まで積み残し、最後の白熊決戦の勝者
に与えられることとなります。
最終的により広い領土を獲得したものが勝者となる今回の対決。
全行程5泊6日、その間甘いもの食いっぱなし（笑）。
ものすごい企画です…。

当然、これを初めてこの場で聞いたミスターさん、動揺
しまくりです。
「通過する県すべて？なんかしょお？」と声も上ずります。

そして、今回のこの戦いに死に物狂いで取り組んでもらう
ために、何とD陣はある条件をつけました。
ここでまた安田さんが登場です（笑）。

「やぁやぁ鈴井貴之～。この対決に負けたなら、おまえには
生き地獄を味わってもらおう。
なに？甘いものより苦しい生き地獄があるものかって？
うは！うは！うはは～。
あるじゃぁないか、あるじゃぁないか鈴井貴之。
おまえはキャンプが大嫌いだ。テントが大嫌いだ。
喜界島はずいぶん辛かったそうじゃないか…。
ん？なんだと？1泊ならたいした事はないだと？
ぬは！ぬは！ぬはは～。誰が1泊と言った？
ん？じゃあ2泊かって？
ぬは！ぬは！ぬはは～。
1週間だ！1週間ずっとテントで暮らしてもらうぞ。
ん？なんだと？逃げるだと？
うは！うは！うはは～。
逃げられるかなぁ？あんな所から。
なぁ、大泉洋。他人事じゃあないんだぞ。
お前も一緒に行くんだぞ、アラスカの山奥に。
1週間キャンプをしながら川下りをするんだぁ～！」

今回の「対決列島」、ただ甘いものを食う企画では
終わらせません。
もしミスターさんが負けたら、アメリカ・アラスカ州と
カナダをまたいで流れるユーコン川を1週間テント生活
をしながら川下りをするという、どうでしょう史上最も危険な旅
に出ることになります。
「そう言えばこの先のスケジュールですっごい長いのを
見たことがある」と洋ちゃん。これのことだったんですね（笑）。
もうスケジュールも押さえてあります。
そして次回作の発表もすませてしまいました。
負けたら逃げ場のない、町もない人も住んでいないところで
1週間キャンプをしながらユーコン川を下る。
そして勝てば楽しいハワイとなりました。

さらに。
さすがに「魔神VSミスター」だけでは両者ともキツイ…という
わけで、今回はミスター＆洋ちゃん魔神＆安田さんという
チーム対決となります。
キャンプをしたくないミスターさん、ダイエット中なのを
忘れて真剣勝負を宣言…しかし8割がた負けそうだ。


函館決戦へ向けて、丘珠空港に向かう車内。
イマイチやる気のなさそうな（笑）洋ちゃんに向かって挑発する
藤村さん…藤村さんにとっては「夢の企画」
だけあっていつも以上にイキイキしてます。

本日の予定としては、日本列島を5等分して考えると岩手県
あたりまでは行きたいというD陣。
目分量で区切ってるテキトーさに、洋ちゃんたち出演陣は
はやくも心配です。
おまけにここまで度が過ぎちゃってるからね…。
「ハメはずし過ぎ」「魔神度が過ぎたよ」ともう
散々な言われようです。
本来なら「カブ」などの企画がメインにありきでの"対決"だったのを
今回はメインにすえちゃったわけですからねぇ。


さてさて、どうなりますことやら。
今週はここまででございます。

いやぁ、とにかく企画発表から爆笑でございました
あの安田さんは素晴らしいですねぇ。
こういう扮装をすると安田さんイキイキとしますね。
初めて一切内容を知らずに臨んだ鈴井さんの狼狽ぶりも
いつもは見られない光景で新鮮でした。

次週まずは函館での最初の決戦が始まります！
こうご期待でございます～