ご注意:この記事は同じ病の方々に少しでもお役に立てればと思い立ち上げました
なので症状もなるべくありのままに書いて行きますので、気分を悪くされる方はご注意下さいますようにお願いします。
3月14日(月)の検査結果説明を受けてから約1ヶ月は病を忘れるほどの快調な日々を送った。
つまり「手術日の2月24日以前の状態」に戻っていたのであった。
東京都のコロナ感染者数も5桁から4桁に下がってきた。
テニスも復活。あまりにも調子が良いので、
「本当は手術なんかしてなかったんじゃないの?(笑)」との仲間の声も聞かれたほど。
桜の季節でもあるので散歩も頻繁に、1日1万歩を超える日が続いた。
4月11日(月) BCG膀胱内注入療法の1回目
ついにBCG療法の日が来た。大事な日は、時は、必ず来るものだ。
昨夜は、今日の治療を思い、あれこれと心配になる夢を見ていたと思うが想い出せない。
10時の予約であるが、早めに出たので9時22分に病院受付。待合室は10人ほど。
待つこと1時間以上。座ってばかりだとエコノミー症候群になるので立ち上がり、玄関付近まで何度か歩いた。
その後、案内掲示板に自分の番号が表示された。
11時過ぎに診察室へ入る。院長先生と1ヶ月ぶりに会う。
「その後の体調は如何でしたか?」
「頻尿だけが悩みです」
「今日のBCGでまた頻尿になるかも知れませんが必要な治療ですから」
治療内容と副反応について一通りの説明がある。そして同意書の必要なことの説明。
待合室に戻ってしばらくした後に看護師さんが同意書を持参したのでサインした。
さて検査室へ入るちょっと緊張する。
ベッドが二つある。狭い部屋だ。
「ここで待っててください」とカーテンを閉められて待つ。
しばらくして向かい側ののベッドに男性患者が来た。どうやら心電図を撮るみたい。
ここで10分くらい待ってからやっとBCGの準備作業で看護師さんが来た。
検査初日みたいに検査椅子に座ってやるのかと思っていたのに、こんなベッドの上で処置するのか。
ズボンとパンツを下げさせられて丸出し!そのあと一枚の紙をかぶせてくれた。
このままで待つ。するとまた院長先生がやって来た。他の医師か看護師さんがやるのかなと思っていたけど。
注入処置の状況を首を起こして見ていた。
直径4mmほどの透明なカテーテル(チューブ)を入れてくる。
「寝ててくださいね」。首を下ろした。
ちょと「ムゥ!」と痛んだが程なく膀胱に通じて、その手元を直径5cm位の太い注射器につないだ。BCGが入ってくるのは感じられた。透明な液である。
「50cc位ですか?」 「そうです」
1分程で処置は終わった。
「ではそういうことで」と院長先生はあっけなく去った。
その後、看護師さんからこの治療後の注意事項を説明してくれる。
会計を終えて病院を出て歩き出す。バス停近くで急に尿意がきた!
(ムムッ!もうきたのか!)
我慢の限界を超えて前を押さえてじっとした。チョイ漏れしたが用心のために「尿漏れパッド」 を着けていたのでそれで治まってくれた。ホッとした。
(今ので5ccくらい漏れただろうか?)
バスが来た。入り口すぐの席に座った。家族にLINEで現状を報告した。
バスを降りて歩き出すと、また尿意がきた。途中で止まってほんの少し搾り出す。
(これでまた10cc漏れた?)
ゆっくりと歩くことにした。途中の民家の玄関先にピンクの石楠花が咲いてたので撮った。
もうすぐ自宅付近まで来たところでまたも激しい尿意! (ここでまた10cc漏れた?)
やっと帰宅、12時。パッドが吸水して膨らんでいるようで、座るのを我慢して立ったままで昼食。
まだ我慢しなければならないのだ。
13時40分で注入から1時間40分経過した。2時間まであと20分だが、もう我慢の限界とトイレへ行く。
全部排尿(BCG排出)した後に、ポコポコと気泡が数回出た。注入時に空気が入ったのだろう。
その後は「便器に付着したBCGを除菌するために塩素系漂白剤を便器内に200cc入れて、ふたをして5分間待ってから流すこと」と説明を受けていたので実行した。
17時に夕食。マグロ、竹の子の煮付け、汁物の美味しいこと!
焼酎の代わりに水をコップについで飲んだ。
夜間も平熱のまま。頻尿は1時間毎と短くなってきた。
最初のBCG注入。だいぶ経験できたので次回はもっと上手く出来るだろう。
① 検査日は朝から水分控えめに。② 吸水パッドを付けて行く事。 ③ 出発は30分遅く出てもよさそう。
翌日、4月12日(火) 頻尿 昨日1日で15回。夜間も1時間毎であった。
しかし朝になっても熱は上がらない。副反応があまり無い。
喜ばしいことではあるが、ちょっと心配無きにしも非ず。
(注入後にちょい漏れしていたからかな)
しかし、頻尿は1時間に一回と確実に増加した。血尿は無い。
今晩まで様子を見よう。
(つづく)
BCG? どこかで聞いたような思いましたが、結核予防のあのBCGのことですね。
子供のころ学校で受けていたツベルクリン反応がいつも陽性で真っ赤にはれ上がった腕。
それでBCGの注射は一度も経験がありません。
めずらしいともいわれて、成人してから呼吸器の病発症。20年以上の治療が続き小康状態をたもっています。
我が夫、今日の検査で「膀胱結石」との結果がでてドキリとなりました。いままでに尿管結石で数回苦しみ破砕手術すみ。最近はそれがないなと思っていたら、結石が大きくなり尿管迄下がり切れずに
そのまま膀胱内に蓄積。かなりの大きさになっているとのことでした。近いうちに破砕手術をうけます。
高齢になりいろいろ病をつれてきますが、決して反抗せず成り行きと受けることも必要かと。
>お話もいよいよ佳境に入り、思わずみぶるいが・・・。
そうなんです。これからが辛い日々が続くことになりました。
>BCG? どこかで聞いたような思いましたが、結核予防のあのBCGのことですね。
そうです、懐かしいですよね。
>子供のころ学校で受けていたツベルクリン反応がいつも陽性で真っ赤にはれ上がった腕。
それでBCGの注射は一度も経験がありません。
僕はいつも陰性だったのでBCGを打ちました。痛くて大きく腫れて、今でも傷跡が残っています。
>我が夫、今日の検査で「膀胱結石」との結果がでてドキリとなりました。・・・近いうちに破砕手術をうけます。
今は治療方法も進んでいて、切らずに外から超音波?で破砕出来るようですね。
どうぞお大事に!
>高齢になりいろいろ病をつれてきますが、決して反抗せず成り行きと受けることも必要かと。
そうですね。すべてを受け入れて天寿をまっとう出来るように自然体で過ごしたいものです。
カンチョウを思い出しました。経験した記憶があるわけではないんですけど。
最近、尿意をがまんできたつもりでも、もれていることがちょくちょく起こり始めました。
BCG排出後の便器を除菌しないといけないって「そこまでしないといけない」ことにびっくりしました。
>薬を入れたから、尿意があっても極限まで我慢しないといけないんですね。
2時間も我慢なんて、頻尿なのに無理です!
せいぜい1時間、、
後々、ベテランの看護師さんが言うには、「30分でも効果はあるんですよ」と。
>最近、尿意をがまんできたつもりでも、もれていることがちょくちょく起こり始めました。
いくら精神状態を鍛えていても、こればかりは誰でも難しいと思いますよね。
>BCG排出後の便器を除菌しないといけないって「そこまでしないといけない」ことにびっくりしました。
最初の排尿時にBCGが出るので、これはやはり結核菌ですから、便器の消毒が必要なんだそうです。
2回目からはもう大丈夫ですけどね。