花とおじさんの ほろ酔い日記

若い頃からのテニスに加えて2007年からランニング。2015年から水泳と筋トレ、2023年からパドルテニスを始めました。

第13章 検査結果説明

2022-05-31 10:44:20 | 健康・医療

手術から18日後の3月14日(月) 手術と検査結果の説明を受ける日が来た。
いよいよ運命の時、しかし昨日までよりも落ち着いていた。今回は家族同伴で説明を受けることが出来る。 

タクシーで17分、9時43分に到着した。10時の予約だが1時間後にやっと1番の診察室へ。
院長に挨拶して家族とともに入る。
院長は手術中の画像と細胞診断結果などをパソコンで見せながら丁寧に説明してくれる。
そして肝心の結果は? 
根の浅い「上皮内がん」で「典型的な早期がんでした」と。 
家族と目を合わせてホッとした。

「前立腺との境目のがんが少し大きかったが綺麗に取れました。前立腺への転移は無かったので良かっ たですね」と。

「ステージはいくつですか?」と聞いたら

「ここではステージという言い方はしませんけど、しいて言うとステージ1ですね。2だともう膀胱を取らなくてはなりませんから」

「転移はありましたか?」
 
「そもそも「転移しているならば悠長なことを言っておられませんでしたよ。転移が無いので今回の手術をした訳です」」と。

(これも嬉しかったが、それを手術前に言って欲しかったなとは思ったが、結果が良くてとても嬉しかった)

このあと15分ほどの詳しい説明があった。

「早期がんでしたが、残念ながらTUR-BTだけでは約45%が再発するという報告があります。
なので、今後は再発予防のための「BCG膀胱内注入療法」をお勧めします。

「BCG膀胱内注入療法」についての説明
手術でがんを取り除いても。残存するがん細胞による再発、進展の予防のため、細い管を尿道から挿入しBCG(結核性の毒性を弱めた製剤で結核予防ワクチンBCG)と同じものを、週1回、6~8週間注入するスケジュールが世界的標準です。
副作用は膀胱刺激症状(頻尿・排尿時痛)・血尿・発熱・倦怠感などが認められます。
膀胱がんは再発率も高いため、少なくとも5年間は尿細胞診と膀胱鏡などを組み合わせた経過観察をします」

「ぜひお願いします」

約1ヵ月後の4月11日(月)から始めて合計6週間治療を受けることになった。


その後2、3の質問をした。
答えは「テニスも水泳も自転車もお酒も、普通どおりの生活で良いですよ」
家族も一緒に聞いてくれたので、(どうだ!  良く聞いてたよね!)と思った(笑)

帰宅は12時過ぎ。途中で買った寿司をと少しだけのお酒で乾杯!
その後、親戚や友人たちに結果を報告した。みんな喜んでくれた。
この夜はやっとゆっくり眠ることが出来た。 \(^o^)/


さあ、4月11日まで、憂い無く過ごそうと思った。 (つづく) 

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2 コメント

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BCG (とほ)
2022-06-03 07:09:45
あの予防注射と同じ名前だと思いましたが、ホントに同じものなんですね。
すごく意外です。
そして、なにより早期発見でできること全部やれたことおめでとうございます。
運動も全部OKなのを同席で確認されたのも良かったですね。
万一、NGな運動があったときにごまかしようがなくなっていましたが。^^
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★とほさんへ★ (花おじ)
2022-06-03 18:07:22
コメントありがとうございます

>あの予防注射と同じ名前だと思いましたが、ホントに同じものなんですね。
すごく意外です。

そうなんですね。BCGなんて小学生時代に上腕に打って、その後の「ツベルクリン反応」で赤くなれば陽性で免疫が出来たと合格、反応が無いと「陰性」となり、しょげたものです。
検査前に腕をこすったり叩いたりして赤くさせている友も居ました。(笑)
そんな昔のワクチンを古希を過ぎて、まさかの膀胱に注入するなんて、貴重な経験が出来ました。

>そして、なにより早期発見でできること全部やれたことおめでとうございます。

ありがとうございます。ほんとに色々とラッキー現象に包まれたことに感謝しています。

>運動も全部OKなのを同席で確認されたのも良かったですね。

そうです! 特にお酒もOKって家族の前で言われましたので、思わすニンマリしました。
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