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辺野古の海にジュゴンの食み跡

2014年05月18日 | 沖縄で起こっていること
いつだったか、テレ朝の日曜日午前の番組「報道ステーションサンデー」を見ていたら、米軍は、普天間基地の移設に関して、辺野古には全然こだわっていなくて、むしろ、ここに滑走路を作りたいのは、日本の官僚・外務省と防衛省の強い意向だっだと知った。
民主党鳩山政権時代、辺野古案とは別の候補地があり、アメリカ側もそれで問題なしという答えが出ていたのに、日本の官僚の抵抗にあって頓挫してしまったのだという。(鳩山さんはいい人だけれど、官僚の壁を崩すにはあまりにも押しが弱かったですね。)

詳しくは、こちら→極秘交渉の舞台裏 特集“幻”の普天間基地移設案

一度決めたことを覆すのは、官僚のプライドが許さないっていう事なのだろうか。大きな事業なので、埋め立て利権もあるのではないかと番組で鳩山さんも匂わせていた。
・・・そんなことを今頃言われても、あまりにも残念すぎるけれど、鳩山さんだって悔しさはきっとあるのだろう。
彼らは口が立つから、それは、余程の信念とエネルギーがないかぎり、言葉では言い負かされてしまうでしょう。ましてや鳩山さんのような素直な性格の人は妙に騙されやすいし・・・・。

官僚の人たちは、どれほど頭が切れて、勉強ができたのか知りませんが、何か最も大事なことを忘れてしまったのではないですか。
すべての官僚に言っているわけじゃないけれど、そんなことが多すぎるのです。この地球という惑星に人間として生まれた意味をもう一度よく考えて欲しい。天の道から、ずれてしまっているのではないですか?

この海は、絶滅の危機にあるジュゴンの北限の地。食料であるアマモなどの生える亜熱帯の浅い海にしか生息できないジュゴンにとっては、とてもとても貴重な海です。

以下、5月18日の沖縄タイムスより。



ジュゴン食み跡再確認 辺野古の移設予定地

 【名護】米軍普天間飛行場の移設計画で埋め立て予定地となっている名護市辺野古沿岸の海で、絶滅危機にある国の天然記念物ジュゴンが海草を食べたとみられる跡が確認された。付近では沖縄防衛局などの調査で、2009年や12年にも「食(は)み跡」が見つかっており、餌場となっている可能性が大きい。

 ジュゴンの生息環境調査を実施している「北限のジュゴン調査チーム・ザン」が16日に、岸から20~30メートル沖で発見。水深2メートルほどの砂地に生えた海草「ウミジグサ」や「ウミヒルモ」などが線を引いたように無くなっており、ジュゴンが食べたとみられる。5~10メートル四方の範囲で数本が確認されており、1~2週間以内に食べた可能性が高い。




 チーム・ザンの鈴木雅子代表は「辺野古沿岸は嘉陽の10倍の藻場があり、回遊ルートを南北につなぐ貴重な場所で、訓練などがなければ繁殖地となるような大事な海。守らないといけない」と強調した。



海は人間だけのものじゃないってこと。

今もめている、南沙諸島とか西沙諸島の海だって、なんにも言わなけれど、たくさんの生き物が生きているんだよね。
それぞれの種が、生態系のバランスの中で、つながっている。調和を乱せば、巡り巡って自分たちに還ってくる。


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