美しい言葉で粉飾されていても「個」をすりつぶし
自由な思考を奪う組織は 疑ってみる
今朝の東京新聞の「筆洗」という一面コラムに書かれていた言葉。
1972年2月19日に起きたあさま山荘事件にからめて、最後にこう書かれていました。
本当にそうだなあと思う。何も連合赤軍やカルト団体だけの話ではないと思う。
民主主義といいながら、イデオロギー的な組織は言うに及ばず、会社であれ、医療、学問、宗教の世界であれ、美しい言葉で粉飾しているけれど、個よりも組織の維持が最優先されるがゆえに、個の考えは組織の大枠に沿わなかったら、弾き飛ばされてしまうだろう。
もちろん、すべての組織がそうだとはいわけれど、そういうことって案外多いんじゃないかと。
思い当たることありませんか。