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「馳、カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから」 by 安倍晋三(追記あり)

2023年11月21日 | 社会のニュースを考える

官房機密費とは、2010年、野中広務元官房長官が曝露しちゃった、秘密のお金で、官房長官の部屋にある金庫に、使った分だけ補給される、領収書も使い道も明らかにしなくても良いという・・当時の政権の判断で使えるお金だった。
官房機密費なんて、名前が付いてるからもっともらしいけど、何に使ってもいい、領収書もいらないっていうの、そんなの、やりたい放題になっちゃうでしょう。腹黒、二枚舌、汚いないことを考えるのにだけ知恵が働く、さすがは自民党らしい税金の使い方ですよ。


野中さんは、主に野党や政治評論家やジャーナリストなど、うるさい連中を黙らせるのに、盆暮れの付け届けのように使っていたらしい。
唯一受け取らなかったのは、田原総一郎だけだったというのは、今も有名な話だが。

「官房長官」が渡そうとした機密費は1000万円 田原総一朗氏が驚きの実態を明かす

かつて官房長官を務めた元自民党衆院議員の野中広務氏(86)が当時、ジャーナリストの田原総一朗氏(77)に渡そうとした官房機密費の額について、田原氏本人が「1000万円」だったと明かした。そんな大きな額だったのか、と驚きが広がっている。

J-CAST ニュース

 



当時、民主党政権になって報道の自由度が上がったので、こんな情報も大手を振って語られるようになった。いろんな秘密がばれた。

脱原発宣言をした菅直人が各方面からボコボコにされたのは、官房機密費をマスコミ各方面に使わなかったからだったのかなあ・・とうがった見方もしたくなる。


官房機密費は、与党に返り咲いた安倍政権時代には、自分たちの権力維持のために湯水のように使われていただろう可能性はある。

2019年の広島参院選。安倍さん肝いりだった河合案里への特別待遇、官邸から入金された選挙資金1億5千万円も、官房機密費からだろうということは大体想像がついたのだけど、例によってご飯論法なのかマスコミもその恩恵にあずかっていたのか、曖昧なままに、公然の秘密で終わったのではないか?

(安倍さんは自民・広島選挙区の溝手氏が自分の悪口を言ったことを深く根に持っていて、当時の河合法務大臣の妻である河合案里氏を刺客に仕立て、「溝手潰し」にかかった、カネで自民票を買い河合案里が勝った、案里は、その後公職選挙法違反で逮捕された)

その時には、河合夫に「金はいくらでも出す。○○○○費もあるから」と言ったかもしれないけどね。
河合夫は、ケナゲにも自分のポケットマネーを使ったと、言い張っていた。結局夫婦とも公職選挙法違反で逮捕されたのにね。ケナゲ。

総理に返り咲いた安倍さんは、今度こそ長期政権を目指すとばかり、各方面に手を回して、飴とムチで忖度させたり、経団連や創価学会・統一教会の応援もあって、権力を維持し続けた。
彼の頭の中には、なんとしてもオリンピックを持ってきて、自分の手柄として、2020年にオリンピック終了の後、拍手喝采され、その勢いで憲法改正させ勇退・・というシナリオがあったのでしょう。

そこで、今度の馳浩案件ですね。誘致の為には賄賂を渡すし、アンダーコントロールの嘘もつく。
1冊20万円の一人一人のオリジナルアルバムを作って、IOCの委員たち105人に配った。つまり税金2100万円を使った付け届け。

「馳、カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから」
この音を録音してくださった方、ありがとう。
   ↓



そして撤回するも、関係者一同、言葉を濁してごまかす。馳浩グッジョブだ。




安倍政権時代のやりたい放題、税金は自分の財布であるかのようにばらまいた。「桜を見る会」やその前夜祭は税金を使った支持者への接待。

オリンピックにおける選手個々人の活躍の裏側では、終了後に続々と逮捕者まで出して、公金チューチューしていたのは、本当は誰たちなのか、杉田水脈さんにきいてみたいですねー。


★追記 

尾張おっぺけぺーさんのXより。「桜を見る会」でも曝露してくれてたのですね。
馳さん、正直な人だった、でも朱に交われば赤くなる。認識の甘さ。自民党議員なんかにならなきゃよかったのに。



もう、完全に自民党議員たちの支持者(旧統一教会含む)へのお接待ですね。公金チューチュー。
    ↓


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