12日の東京新聞、本音のコラム。

統一教会とズブズブの山際経済再生担当大臣をなぜ辞めさせないのか、という問題について、斎藤美奈子さんの見解がおもしろかった。
オランダの堤防の決壊を止めるために、堤の穴に指を突っ込んでいた少年の話に似ているという。
ここで山際大臣を外したら、辛うじて止めている統一協会との関係もさら情報が広がり、自民党自体が決壊してしまう可能性があるんじゃないって言う斎藤さんの見立ては、なるほどなあと思いましたよ。

思い出したのは、第一次安倍政権下の松岡農林水産大臣の異様に高額だった事務所の水道光熱費と、ついでに派生したナントカ還元水問題。
当時はマスコミも忖度なしに、厳しく追求していたから、このような場合、大臣を更迭することが今までの自民党のやり方だったのに、あの頃の安倍さんは、絶対に大臣を辞めさせなかった。
なぜかは知らないけど、辞めさせなかったのよね。
その結果、松岡大臣は、針のむしろで、よほど思い詰めたのか、結局自死を選んでしまった。
そんないきさつを、突然思い出した。
参考
まさかナントカ還元水と統一教会は関係ないかもしれないけど、上記リンク先の記事によれば、本人は謝罪と辞任の気持ちを示していたのに上から止められていたということだった。希望通り、辞めさせてあげればよかったのに。
そういえば、当時から、安倍さんの背景には、あやしいお坊さんだか神主さんだか、よくわからないけど変なオカルトチックな影が見えていたなあ、と思いだした。
松岡大臣の自死のあと、続く農林水産大臣は、ことごとく疑惑と醜態を繰り返し、呪われたポストみたいなことも言われていた。
安倍さん自身も体調不良で総理を辞任して、福田、麻生と短期政権が続いたあと、自民党は野にくだった。
当時は、民主党に勢いがあったとはいえ、戦後ほぼ政権与党の座にいた自民党政権が野に下るという、おそらく当時の自民党議員にとっては恥ずべき出来事が起こったのだった。
多分もう二度と同じ目に遭いたくなかったのだろう。
安倍さんは、野党になった2009年以降、急速に統一教会との距離を縮めてきたという。
統一教会がどんな団体か、少しでも調べればすぐにわかることなのに、保守的な思想と選挙に勝つためだけにつながった。そしてその間、統一教会は、昔のイメージを払拭する為なのか名前を変える申請を出し、当時の下村文科大臣は、それを認可した。
本来なら、オウムの後に解散させねばならない団体であったのに、政治の力でそれも止められたという。
国民のためと言いながら、自分とその周辺の野心のためだけに動いていた、安倍自民党政権だった。

今、マイナスフォースのプーチンの最後の姿を見ているけど、マイナスは全部自分とその周囲のためだけに頑張る。
安倍さん同様、嘘なんか言った者勝ちと思っているし、嘘を言い続けているうちに、自分もだませてしまうような虚の世界を作ってしまう。
自分以外の人の命など、お構いなしだ。
マイナスフォースの彼らは、まるで嘘を本当のように話すから、だまされる人もいるかもしれないけど、マイナスフォースに引き寄せられたら、その人も巻き込まれてしまう。
ここのところ、いったんとまっていた、フォースの落下が、また始まって、0.1Fだった人が、マイナスになってしまうのを、今、計測しています。
河野太郎さんや小泉進次郎さんなど、まさかと思うような人たちもマイナスに下がっている。
意識レベルがその人の未来を示す数値であるなら、意識のアセンションは、情け容赦ないなあと、あらためて思う。
※数値は個人的に測定しているもので断定するものではありません。