置き去りの「富士男」くんに新しい飼い主さんが！

世の中には、盲導犬を傷つけたり、毒エサをまいて猫を殺害したり、犯人にどんな心の闇があるかは、知りませんが、そんなニュースを知れば腹立たしく悲しくなるばかりです。
そんなことをする人たちは、ごく少数だと思いたいけれど。
挙句の果てには、わざわざ富士山まで連れて行って犬を捨てる人もいるのだからなあ。

でも、そういうことがあっても、多くの人達が逆に、盲導犬への理解を深めたり、地域猫で町を活性化させたり、悪意とは反対のベクトルに動いていることで救われる思いもします。

新しい飼い主が住む東京・浅草を散歩する犬の「富士男」
＝７日（ＲＪＡＶ被災動物ネットワーク提供）

昨年7月、富士山頂で保護された雄の犬、富士男くんは、昨年6月ころから山頂で目撃されるようになったという。自分で登ったとは、とても考えられないことから、置き去りにされた可能性が高いとのこと。
保護した動物保護団体が、新しい飼い主を探していたところ、「うちで飼っていて死んだ犬と似ている、引き取りたい」という申し出があり、今、新しい飼い主さんの元、一緒に暮らし始めたそうです。

富士山にいた頃は、ガリガリに痩せていたけれど、今はとてもきれいな明るい表情ですね。
なんだかね、よかったな。本当によかったな。幸せになってね。
それと、こういうボランティアさんの活動には、いつも頭が下がります。本当にありがとうございます。


■富士山頂で保護された犬浅草に　夫婦に引き取られる（47NEWS）

　ＲＪＡＶ被災動物ネットワーク