東京新聞の夕刊にて、若者口語体風に「日本国憲法」を翻訳した愛知大法学部の学生・塚田薫さんの取材記事があった。
彼は、ネットの掲示板に若者の話し言葉で、憲法の条文を書き込みはじめた。「憲法こんな内容だぜ」みたいな。
すると、「ヒップホップの歌詞みたい」「すんげーいいやつに諭されている感じ」とコメントが殺到したという。
それが、以下の本になった。
検索したら、ネットにもまとめたものもありました。
こちら→日本国憲法を口語訳したものが面白くて分かりやすい
以下は、ネットをさらに推敲し本になった、口語訳の一部です。(東京新聞より転載)


日本国憲法前文(一部)
俺たちはちゃんとみんなで選んだトップを通じて、俺たちと俺たちのガキと、そのまたガキのために、世界中の人達と仲良くして、ご近所さんと仲良くして、みんなが好きなことをできるようにするよ。
また戦争みたいなひどいことを起こさないって決めて、国の主権は国民にあることを声を大にしていうぜ。それがこの憲法だ。
そもそも政治っていうのは、俺たちがよぉく考えて選んだ人を政治家として信頼して力を与えているもので、本質的に俺たちのものなんだ。あれだ、リンカーンのいった「人民の、人民による、人民のための政治」ってやつ。
この考え方は人類がみんな目標にするべき基本であって、この憲法はそれにしたがうよ。そんで、それに反するような法律とかは、いっさい認めないぜ。
九条第一項
俺たちは筋と話し合いで成り立ってる国どうしの平和な状態こそ、大事だと思う。だから国として、武器を持って相手をおどかしたり、直接なぐったり、殺したりはしないよ。もし外国と何かトラブルが起こったとしても、それを暴力で問題を解決することは、もう永久にしない。戦争放棄だ。
わお。けんぽー、かっけー(笑)
おばさん的には「ガキ」というフレーズは、ちょっと引く・・・が、大目に見る(笑)
だって、普段、憲法なんて、かたっくるしいと思っている人が、「え?ナニナニ
おもしろいかも
」って関心を持って読めたら、それは大成功じゃないですか。
それに、多くの国民が、憲法の中身もよくわからないのに同意して、気づいたら「静かに変わっていた」なんてことになったら、あまりに悪い夢でしょう、麻生さん。
あらためて上記の部分を読むと、自分たちの代表としてどれだけ真剣に政治家を選んでいるのかって、自分に返ってきちゃう。
棄権することが、どんなに無責任なことなのかも。
必ず投票するだろう組織票に頼った人ばかりが、政治家になれば、ある特定の組織や団体にばかり有利に働く政治しか出来ない国になってしまう。・・・半数近くの国民が棄権(=自分の権利を自分で棄てること)し、組織票頼りの選挙しか出来ない今の日本みたいに。
他に、おねえ口語訳や、お国訛り口語訳、江戸っ子口語訳、猫語口語訳、なんてのもあっていいかなと思ったにゃ。
なお、アマゾンの上記の本の内容紹介に、
★★★読者全員に自民党改憲案の口語訳をプレゼント! ★★★
と書いてありました。口語訳なら自民党案がどうなるのか※、それも気になります。
★追記
※こちらのブログで発見。
自民党改憲案「“超”口語訳」(1)(Afternoon Cafe)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1372.html
自民党改憲案「“超”口語訳」(2)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1051.html
自民党改憲案「“超”口語訳」(3)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1523.html
彼は、ネットの掲示板に若者の話し言葉で、憲法の条文を書き込みはじめた。「憲法こんな内容だぜ」みたいな。
すると、「ヒップホップの歌詞みたい」「すんげーいいやつに諭されている感じ」とコメントが殺到したという。
それが、以下の本になった。
検索したら、ネットにもまとめたものもありました。
こちら→日本国憲法を口語訳したものが面白くて分かりやすい
以下は、ネットをさらに推敲し本になった、口語訳の一部です。(東京新聞より転載)


日本国憲法前文(一部)
俺たちはちゃんとみんなで選んだトップを通じて、俺たちと俺たちのガキと、そのまたガキのために、世界中の人達と仲良くして、ご近所さんと仲良くして、みんなが好きなことをできるようにするよ。
また戦争みたいなひどいことを起こさないって決めて、国の主権は国民にあることを声を大にしていうぜ。それがこの憲法だ。
そもそも政治っていうのは、俺たちがよぉく考えて選んだ人を政治家として信頼して力を与えているもので、本質的に俺たちのものなんだ。あれだ、リンカーンのいった「人民の、人民による、人民のための政治」ってやつ。
この考え方は人類がみんな目標にするべき基本であって、この憲法はそれにしたがうよ。そんで、それに反するような法律とかは、いっさい認めないぜ。
九条第一項
俺たちは筋と話し合いで成り立ってる国どうしの平和な状態こそ、大事だと思う。だから国として、武器を持って相手をおどかしたり、直接なぐったり、殺したりはしないよ。もし外国と何かトラブルが起こったとしても、それを暴力で問題を解決することは、もう永久にしない。戦争放棄だ。

わお。けんぽー、かっけー(笑)
おばさん的には「ガキ」というフレーズは、ちょっと引く・・・が、大目に見る(笑)
だって、普段、憲法なんて、かたっくるしいと思っている人が、「え?ナニナニ


それに、多くの国民が、憲法の中身もよくわからないのに同意して、気づいたら「静かに変わっていた」なんてことになったら、あまりに悪い夢でしょう、麻生さん。
そもそも政治っていうのは、俺たちがよぉく考えて選んだ人を政治家として信頼して力を与えてるもので、本質的に俺たちのものなんだ。
あらためて上記の部分を読むと、自分たちの代表としてどれだけ真剣に政治家を選んでいるのかって、自分に返ってきちゃう。
棄権することが、どんなに無責任なことなのかも。
必ず投票するだろう組織票に頼った人ばかりが、政治家になれば、ある特定の組織や団体にばかり有利に働く政治しか出来ない国になってしまう。・・・半数近くの国民が棄権(=自分の権利を自分で棄てること)し、組織票頼りの選挙しか出来ない今の日本みたいに。

他に、おねえ口語訳や、お国訛り口語訳、江戸っ子口語訳、猫語口語訳、なんてのもあっていいかなと思ったにゃ。

なお、アマゾンの上記の本の内容紹介に、
★★★読者全員に自民党改憲案の口語訳をプレゼント! ★★★
と書いてありました。口語訳なら自民党案がどうなるのか※、それも気になります。
★追記
※こちらのブログで発見。
自民党改憲案「“超”口語訳」(1)(Afternoon Cafe)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1372.html
自民党改憲案「“超”口語訳」(2)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1051.html
自民党改憲案「“超”口語訳」(3)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1523.html
憲法9条とジョン・レノンのイマジンの忌野清志郎が残したメッセージ。。。
そして英語訳された日本国憲法の前文を日本語に訳してブログに書いていた南風さん。。。
そして、今度は、現代口語訳バージョンの登場ですか!
こうやって、日本国憲法が類まれない崇高な理想を掲げた世界に誇ることのできる憲法だということを、周知できればいいですよね。。。
この憲法を変えようとしているのですから・・・。
う~ん。。。です。。。
日本国憲法は、すごいんです(笑)
>日本国憲法が類まれない崇高な理想を掲げた世界に誇ることのできる憲法だということを
本当にそのとおりですね。
日本人は、日本国憲法にもっともっと誇りを持って良いと思います。
改憲論が、今の憲法の良さを、あらためて理解するきっかけになるなら、意味もあるのかもしれませんね。
>この衝撃的な訳し方は、実はかなりの頭脳を必要とします。
ああ・・なるほど。たしかに、そうですね。
あえて直訳ではなくて、中身を十分吟味理解した上で、伝わる言葉の選び方。
難しいですよね。国語力も試されます。
・・でも、アキバ系の方には、メイド風口語訳とか、丁寧な言葉がお好きな方には執事風口語訳とか(笑)
全国の法学部の皆さんが結集して、やってくださるとありがたいし面白いと思います(笑)