河井克行容疑者は、「配ったのは自分のカネで、自民党から送金された1億5千万円ではない」と言っているそうですが、新たな証言が出てきました。
カネを受け取った広島県府中町の繁政秀子議員は、
「安倍さんの名前を聞き、断れなかった」
と言っています。安倍、スガのみならず、官邸周囲は、嘘を平気でつける人たちばかりです。
官邸は、国のカネは党のカネ、党のカネは自分のカネ、くらいの気持ちでいるんでしょう。
克行容疑者「安倍さんから」と３０万円 広島・府中町議証言
中国新聞デジタル 2020/06/25
（抜粋）
参院議員の河井案里容疑者（46）が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反容疑で逮捕された夫で元法相の克行容疑者（57）＝衆院広島3区＝が地方議員らに金を渡す際、一部に「安倍さんから」として安倍晋三首相（自民党総裁、衆院山口4区）の名前を出していたことが24日、分かった。案里容疑者の後援会長を務めた広島県府中町の繁政秀子町議（78）が証言した。
繁政町議は中国新聞の取材に、参院選公示前の昨年5月、克行容疑者から白い封筒に入った現金30万円を渡されたと認めた。現金を受け取った理由について、自民党支部の女性部長に就いており「安倍さんの名前を聞き、断れなかった。すごく嫌だったが、聞いたから受けた」と振り返った。
繁政町議によると、克行容疑者が現金を差し出したのは、案里容疑者が参院選前に広島市中区へ設けた事務所だった。克行容疑者から呼ばれ、2人きりになった時に白封筒を示された。
気持ちの悪さを感じてすぐに「いただかれません。選挙できんくなる」などと断ったが、「安倍さんから」と言われ、押し問答の末に受け取ったという。現金は今も使っていないとして「返したい。とても反省している」と話した。
繁政町議は同じ県内の女性議員として案里容疑者とつながりがあり、後援会長を引き受けたという。選挙戦では出陣式や個人演説会でマイクを握り「心を一つにして素晴らしい成績で当選させてほしい」などと支持を呼び掛けていた。
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案里容疑者の後援会長も引き受けていたという繁政秀子町会議員。
78歳というから、酸いも甘いもかみ分けた？人生のベテラン議員のはず・・・
すごくリアリティのある話で、本当のことを話しているんだろうなと思います。
今頃になって｢返したい」なんて言っていますが、こんな大騒ぎになっていなかったら、（公然の秘密：溝手議員を落選させるための）安倍さんからの報酬くらいの気分でそのまま、なかったことにされていたのでは？
まあ、カネを返すつもりであろうがなかろうが、状況を理解した上で後援会長を引き受け、協力したのだから、安倍の批判者へのいじめ体質に同調したのは同じ事です。
先日の元自民党議員の金子恵美さんの「自民では選挙で金バラまけと教えられる」発言もありますけど、自民党金権政治の長く続く闇を感じます。
もう自民党はだめですね。
こちらのニュースも。雪崩を打つように、やったことが暴かれていく。
（動画ニュース）#河井議員夫妻 #選挙違反事件#広島･#三原市 の 天満祥典市長が先ほど会見し、#辞職 を表明しました。また、これまで #現金授受 については否定していましたが、一転して受け取りを認めました。https://t.co/e2WG7h2DbL
— RCCニュース (@NEWS__RCC) June 25, 2020
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