昨日に引き続き、「木頭村の柚子マンジュ」
おいしそうでしょ。おいしいんですよ。食べるとほんのり、ゆずの香りがしますの。
ほかにもいろいろおいしいものがありますよ。
木頭村は、今は、市町村合併で、那賀町(なかちょう)という町の一部になってしまい、この名前がなくなってしまったそうです。ちょっと残念。
脱ダムから緑の国へ
こんな本を見つけました。
国のダム計画に反対し、「ダムで栄えた村はない」、「ダムに頼らない村づくり」を掲げて、村ぐるみで遂に中止に追い込んだ前・木頭村長の奮闘記。です。
わずか人口1800人の小さな村が起こした革命です。
著者であり、もと木頭村村長の藤田恵さんは、経済成長に頼らない政策しか人類の生き残る道はない、と訴え続けていらっしゃいます。
「自然は有限で自然環境を破壊する無限の経済成長などあり得ません。
経済成長に依存しなくても、安定した生活が出来る仕組みを創るという政策以外に人類が生き残る道もありません。
(日本では自民党から共産党まですべての政党の政策は経済成長を前提にしています)。
この政策を早晩取らざるを得ず、不可逆的に進む環境破壊や環境破壊から来る災害を目の当たりにして誰にも明らかなことです」
上記の出典はこちら。
私も、このところずっと、同じようなことを考えているのです。
沖縄在住でアメリカ人の政治学者、ダグラス・ラミスさんは「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」(平凡社)という本の中で、木頭村村長の藤田恵さんと同じような事を書いています。
藤田恵さんのような発想が持続可能な社会のあり方なんですよね。
>経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか
ダグラス・スミスさんもそのように書かれているんですね。日本全体がこの考え方にチェンジ出来たら、変わるんでしょうね。きっと。