虹色オリハルコン

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どちらを選ぶかは自分次第

追悼・埴沙萠(はに・しゃぼう)さん

2016年03月21日 | パワーな人々・パワーな本
いつも楽しそうな笑顔のウルグアイのムヒカ善大統領のことを思っていたら、ふと、植物カメラマンの埴沙萠さんの面影がかぶってきた。
「森のファンタジー」の記事にある、YouTubeのキノコの動画を見てから、久しぶりに埴沙萠(はに・しゃぼう)さんのHPを覗いたら・・・
まさか・・・。この2月末に、あちらの世界へ旅立たれていたのでした。知らなかった。

かつて急速に広まる身近な化学物質に警鐘を鳴らしたレイチェル・カーソンは「センス・オブ・ワンダー」という言葉を残しています。
「センス・オブ・ワンダー」とは、「神秘さや不思議さに目を見はる感性」であり、彼女は、人々に、その子どものころに持っていた感性をいつまでも失わないで欲しいと願っていました。





埴沙萠さんは、NHKの番組ではじめて知ったのですが、植物カメラマンとして、里山の植物を楽しそうに愛おしそうに撮影されている姿を見ながら、こちらも心が幸せで満たされたというか・・・、まさにセンス・オブ・ワンダーの第一人者だなって勝手ながら思っていました。
また一人、大切な人を失ってしまった感じです。

でも、HPの日記には、こんな素敵な言葉がありました。

<彼岸もこれまた一楽>
       
私、埴沙萠は85年住み慣れた娑婆を後にして、2月23日にこちらの岸へとやってき
ました。途中三途の川の渡しで、船頭をやっていた赤鬼青鬼と仲良くなって、いま
河原で酒盛りをはじめたところです。
鬼たちは、ちょっと見はコワモテですが、意外と気が小さくて「最近は渡し賃を値
切る亡者がいて」なんてぼやいています。

あれっ、いま閻魔さんからメールがきました。なんでも針の山のようなシャボテン
公園を作って欲しいとのことです。はっはっ、彼岸もこれまた一楽です。

一足お先にこちらの岸にやってきましたが、みなさんもそのうちこちらにお越しの
際は、ぜひ埴沙萠をお訪ねください。一献やりましょう。お待ちしております。


2016/02/29




そうだった。埴沙萠さんの写真は、最初の頃の飯田史彦さんの「生きがいの創造」シリーズの表紙にいつも使われていた。
きっと、埴沙萠さんも奥様も、生きがいシリーズを、読んでいらっしゃったに違いない。


虹色のニット帽がお似合いでした。お彼岸の日の彼岸もまた、楽しそうだな。
ご冥福をお祈りします。 


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 足元の宇宙・埴沙萠(はにしゃぼう)さんの世界

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2 コメント

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足元の小宇宙 (ミキコ)
2016-12-18 09:37:24
足元の小宇宙が12月25日の朝9時から再放送されます。といっても、埴さんではありません。甲斐さんという絵本作家ですが、行動は埴さんそっくり。甲斐さんはスケッチで表現するのですが、埴さんと生前に対談できていたら、どんなお話をされたかな…。想像が膨らみますよ。
返信する
ミキコさんへ (金木犀)
2016-12-18 19:23:34
少し前ですが、「足元の宇宙・埴沙萠(はにしゃぼう)さんの世界」に、アクセスが集中したことがあります。
もしかしたら、また再々放送されたのかしら、と思っていましたが、別の方でしたか。
でも、良さそうな番組ですね。さっそく、録画予約しました。
見るの楽しみです。
いつもありがとうございます。
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