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「川内原発は政府発表以外出すな」byNHK籾井会長

2016年04月29日 | 社会のニュースを考える
マスコミが流す情報と本当のことは、ちょっとずれていることもあるということを、見るものは気をつけなければならないと思います。
ムヒカ善大統領も言われていましたよね。

「テレビが映し出す世界だけが、見る人にとっての世界になっている」と。

だからNHKのモミー会長が“原発に関しては政府の公式発表以外は報道しないように”などと言って、大本営発表のみ報道に留めることを指示し、NHKの地震情報地図に川内原発のある鹿児島が出ていないということがわかると、視聴者はぼんやりしていると、鹿児島には地震なんかなかったと錯覚しそうです。



さっすが報道の自由度が72位に下がったことだけはあります。
いたずらに不安を煽るのは私だって反対ですが、現状まだ、地震は全然収束していないし、不安だらけの原発の不安を不安だと言うことの何が問題だというのでしょうか。
地元の人達の生の声も、もみ消されているのでしょう。
数々の嘘を重ねてきた実績のある安倍政権だからこそ「異常無し、大丈夫」という言葉が信じられないのは、当然ですよね。

何より一番問題で嫌だと思うのは、お上には逆らえないとか、事なかれで責任をとりたくない、というマスコミに働いている人たちが作り出す空気の自縄自縛。
万が一のことが起こった時、そのつけを受け取るのは、国民です。ちゃんと報道できないなら、世間をミスリードするから報道なんかやめて欲しいです、NHK。読売新聞も。



熊本地震 原発報道「公式発表で」…NHK会長が指示
毎日新聞2016年4月23日
識者「独自取材、萎縮させる」
 NHKが熊本地震発生を受けて開いた災害対策本部会議で、本部長を務める籾井勝人(もみい・かつと)会長が「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と指示していたことが22日、関係者の話で分かった。識者は「事実なら、報道現場に萎縮効果をもたらす発言だ」と指摘している。

 会議は20日朝、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた。関係者によると、籾井会長は会議の最後に発言。「食料などは地元自治体に配分の力が伴わないなどの問題があったが、自衛隊が入ってきて届くようになってきているので、そうした状況も含めて物資の供給などをきめ細かく報じてもらいたい」とも述べた。出席した理事や局長らから異論は出なかったという。

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前述したムヒカ氏の言葉の続き。東京外語大学で学生たちに伝えた言葉です。

テレビが映し出す世界だけが、見る人にとっての世界になっている、という点で非常に影響力がある。しかし、情報は人がつくるもの。世界を分析し、テレビが扱わないことを人々に伝える努力を続けてほしい。



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