濱寅の好き勝手BLOG

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映画「コーラス」合唱指導通し子供達との交流描く

2005-04-10 | 映画

「ロシュフォールの恋人たち」や「うたかたの日々」など、60年代フランス映画を彩った元祖イケメン俳優ジャック・ペラン(63)が、製作も手がける新作「コーラス」に出演、ロマンスグレー姿で魅せる。
映画の舞台は戦後間もない49年のフランスの片田舎、問題児が多い寄宿学校で、新任音楽教師が合唱指導を通し、子供たちと交流する姿を描く。
「当時、僕も同じように寄宿学校にいました。とても孤独で、映画を見ると、アルバムをめくる懐かしさを覚えます」と話すペラン監督は、音楽教師に見いだされて“歌声”を持つ少年の成長後を演じる。

高名な指揮者になり、しみじみ過去を振り返る表情は、いぶし銀の味わい。
「音楽教師のおかげで人生が大きく変わった主人公のような出会いは僕にもあった。17歳の時、約20歳年上の漁師と知り合い、自然の素晴らしさ、美しさ、人生に対する一種の感性が目覚めた。僕の映画作りの方針を示してくれたと思う」
20代の売れっ子俳優のころから、映画製作を手がけたペラン。
「WATARIDORI」といった一連の自然ドキュメンタリーでも知られる。
「僕が製作を始めたのは、俳優業に飽き足らなくなり、リスクも責任もとって作品を擁護する立場に回りたかったから」と話す。

「コーラス」の監督は、自身の甥・クリストフ・バラティエ、監督デビュー作。
「いくら僕が採算を度外視する製作者だからといって、甥っ子だから製作に踏み切ったわけじゃない(笑)。子供時代という普遍的なテーマに魅力を感じたからですよ」

(夕刊フジ 記事参考)

sho
  
 

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