国内有数のワイン産地・山梨県勝沼町に、JR中央線の廃トンネルを利用したワイン貯蔵庫が完成した。

トンネル内は真夏でも15度と低温状態を保ちやすく、湿度も1年を通して45~65%。
同町は「ワインの貯蔵に最適の環境」として、JR東日本から無償で譲渡され、昨年秋から約9200万円をかけて内部などを改装した。

同町は、入り口に観光案内所を設置したほか、約1キロ離れた別のトンネル(長さ1500メートル)には、鉄道とワイン運送の歴史をテーマにした鉄道博物館の建設も計画している。
このワイン貯蔵庫は約100万本貯蔵でき、企業や個人に貸し出す。
貸出料金は個人向けが1ユニット(300本収納可)月2500円、企業向けが1ユニット(3000本収納可)月9000円。
問い合わせは、勝沼町営ぶどうの丘(TEL 0553-44-2111)まで。
(読売新聞 記事参考)






