濱寅の好き勝手BLOG

好き勝手に書いていますので、気にしないで下さい。

国内 絶滅のコウノトリ、千葉 我孫子で確認

2004-12-26 | 社会

国内では絶滅した特別天然記念物「コウノトリ」の飛来が25日、千葉県我孫子市で確認された。
大陸からまれに迷い込むことがあり、今回も「迷鳥」とみられる。
コウノトリは幸せを呼ぶ鳥とされ、市内には、ご婚約が内定した紀宮さまが非常勤研究員を務められる山階鳥類研究所がある。

同市北新田の利根川沿いに広がる水田地帯、「我孫子市鳥の博物館友の会」の中野久夫さん(70)と金成典知さん(64)が同日朝、野鳥観察中にカエルをくわえているコウノトリを見つけた。
鳥の博物館によると、体高は約1メートルで、2~3歳らしい。

コウノトリはロシア極東や中国東北部で繁殖、中国の揚子江流域で冬を越す渡り鳥、岩手県大船渡市でも今月上~中旬に飛来が確認されている。

(読売新聞 記事参考)
sho
  

地球に小惑星が衝突!?

2004-12-25 | その他

2029年に小惑星が地球に衝突するかもしれない、米航空宇宙局(NASA)の専門家が示した。
危険性を正確に予測するためのデータはまだ十分でないが、大きさは約400メートルとみられ、衝突すれば大きな被害が避けられない。

この小惑星は今年6月に発見された「2004MN4」米アリゾナ州で観測者が初めて見つけ、今月18日にオーストラリアで再び観測された。地球より小さい円を描いて太陽の周りを323日かけて回り、その間に2回、地球の軌道を横切る。

NASAジェット推進研究所のイエオマンス部長によると、衝突の危険度によって小惑星を「0」~「10」の11段階で格付けするトリノ・スケールで、暫定評価ながら初めて「2」に格付けされた。
同部長は「この小惑星が2029年4月13日に地球に衝突する確率は300分の1だ」と述べ、衝突の際のエネルギーは広島型原爆の約10万倍にあたる1,600メガトンほどと推定した。
平野部に衝突すれば大都市と周辺部を壊滅させ、海に落ちても大津波を引き起こす恐れがあるという。

今後、数ヶ月間ほど地球から観測できるため、NASAは詳しいデータを集める予定。

(朝日新聞 共同通信 記事参考)
sho
  

森光子&東山紀之が舞台共演

2004-12-24 | テレビ

森光子と東山紀之が共演する舞台「ツキコの月 そして、タンゴ」が、来年10月5日から30日まで東京 帝国劇場、11月5日から30日まで名古屋 中日劇場で上演されることを発表。

同舞台は作家の伊集院静さんが初めて舞台の原作を書き下ろしし、8月には小説として単行本化される。
テーマ音楽を山下達郎、竹内まりや夫妻が制作、主題歌「月夜のタンゴ」として森が歌う。
演劇、小説、音楽がコラボレートした過去に例を見ない作品となる。
主題歌はCD化され、森としては95年の「カーテンコール」以来の発売となる予定。

舞台は大正時代、アルゼンチンで両親を亡くし神戸に流れ着き、女優を目指す17歳の姉・ツキコを森、弟の真一郎を東山が演じる。
森は「情熱的で新しい魅力を持った舞台となる予感が致します。歌は大好きなお二人が書き下ろして下さいました。アドバイスをちょうだいしながら久しぶりの歌に取り組みたい」とコメントしている。

会見を行った伊集院氏は「森さんが『何を書かれてもやりきります』とおっしゃって、17歳を演じることとかタンゴを踊るとかチャレンジすることがあった方がいいと思った」。
キャストもそろった会見は来年8月に予定しており「その時にはベストセラーになってるんじゃないかな」と原作に自信を見せていた。

(スポーツ報知 記事参考)
sho
  

中越地震チャリティー 冬ソナ写真展

2004-12-23 | テレビ

新潟県中越地震被災者チャリティーイベントとして、「冬のソナタ」特別写真展が東京国際フォーラムB棟で開催される。
期間は27日~来年1月2日「冬のソナタ STORY PARK」と題した同写真展では、未公開写真や撮影に使用された衣装などが公開される。
関係者によると、ヨン様は「被災者の方々のお役に立てれば」と話しているという。
ユン・ソクホ監督がヨン様のメッセージを携え、26日に都内で会見を行う。
問い合わせ 03-5919-3417 冬のソナタ運営事務局

(日刊スポーツ 記事参考)
sho
  

純愛ブーム「愛と死を見つめて」復刊

2004-12-13 | テレビ



「純愛ドラマ」の原点といえる昭和30年代の「愛と死をみつめて」(大和書房)が41年ぶり
復刊され、発売されることになった。
「究極の恋愛」ストーリーが再び話題になりそう。

「愛と死をみつめて」は大阪で高校生のときに発症した軟骨肉腫(にくしゅ)という
不治の病と闘いながら昭和38年に21歳で逝った大島みち子さんと、恋人で東京の大学生、
河野実(まこと)さんがやりとりした手紙で構成。

同年暮れに大和書房から出版。《マコ、万一の場合、男らしくあきらめて、
また新しい人生の幸せをさがして下さい》《ミコ! 僕は心から君を愛している》などの
やりとりに日本中が涙し、140万部のベストセラーに。
TBSでドラマ化され、吉永小百合・浜田光夫主演の映画は同年トップの観客動員を記録。
♪マコ、甘えてばかりでごめんね…の青山和子の歌も日本レコード大賞を受賞した。

それから40年、純愛ブームで「愛と死…」への注目が高まり、河野さんや遺族の思いも
重なって復刊が決まったという。
偶然にも、初版本と復刊本の奥付(発行日)は同じ12月25日。

(夕刊フジ 記事参考)
sho
  

路線バスから違法駐車ナンバー撮影

2004-12-12 | 社会

路線バスに設置したカメラで、バス専用路に違法駐車を繰り返す車のナンバーを撮影し、
所有者に警告書を送付する制度を、国土交通省が来年度から全国で始める。
都市部では、道路の渋滞で遅れるバスを、いらいらしながら待つ利用者も多い。
「時刻表通り」で通勤客の利用を促し、マイカーによる慢性的な渋滞の緩和も狙っている。

新制度では、バスのフロントガラス付近に設置したカメラが、走行中の前方を常に撮影、
車庫や事務所のパソコンで映像を再生する。
全地球測位システム(GPS)の受信機も付け、撮影した場所と時間も同時に記録する。

バス会社や運輸局、自治体関係者が連携、ナンバーから所有者を割り出し、違法駐車を
繰り返す悪質なケースでは警告文を送る方針。

対象となる道路は、全国の都市部の幹線道路に設けられている「バス専用レーン」と
「バス優先レーン」。
専用レーンは全国で802区間計約1,340キロあり、朝夕など特定の時間帯はバス以外の
進入は禁止されている。
優先レーンは715区間で計約1,200キロ、走る場合はバスの進路を妨げないよう定められ、
いずれのレーンも駐車禁止。

都市部では多くの地域が慢性的な渋滞に悩まされている。
国交省が東京の主要駅の一つ、渋谷駅発の路線バスを調査したところ、
混雑の激しい国道246号を走る路線では、朝夕のラッシュ時に平均で約20分遅れの
運行が続いていた。

バスが遅れるためにマイカー利用が増え、さらに渋滞がひどくなる悪循環にも陥っていた。

02年のバス利用者は、ピークだった1968年から半減の延べ約45億人。
国交省の調査では、マイカー利用者から「バスが定時運行されれば利用する」との
意見が多数、寄せられたという。

このモデルとなったロンドンでは、97年から都市部を走る2階建てバスにカメラを導入。
国交省に当たるロンドン交通庁は年間25万件の警告書を送付、バスレーンの違法駐車や
走行が減少、ダイヤ通りの運行に役立っているという。

バスへのカメラ設置のほかに、国交省は駅周辺の渋滞を防ぐため、バスターミナルがある
主要駅で、送迎マイカーの乗り入れを制限する。
この方策で時刻表通りにバスを運行、送迎マイカーによる渋滞の緩和につなげる狙い。

(朝日新聞 記事参考)
sho
  

小児の食物アレルギー「自己注射使いたい」8割

2004-12-05 | 健康

食物が原因で起きる小児のアレルギーのうち、急速に悪化し死亡することもある
「アナフィラキシー」で、症状を緩和するエピネフリン(アドレナリン)の自己注射が
解禁されれば使いたいとする意見が8割を占めることが、
日本小児アレルギー学会が実施した保護者アンケートで分かった。

アナフィラキシーでは発症から30分以内の注射が必要とされるが、治療を受けるまで
平均で約30分かかっていた。

国内では自己注射はハチ毒アレルギーでしか認められておらず、
調査した同愛記念病院の向山徳子小児科部長は「自己注射の導入が必要」と指摘している。

調査は1~4月に117人を対象に実施、発症回数は1回が33%で、2~5回が58%、
6回以上の頻発例も9%あった。

(共同通信 記事参考)
sho
  

崔洋一監督「血と骨」日刊スポーツ映画大賞4冠

2004-12-04 | 映画

第17回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞
(日刊スポーツ新聞社主催、石原裕次郎記念館協賛)が決定した。
崔洋一監督(55)の「血と骨」が日刊スポーツ映画大賞 作品賞に輝いた。
崔監督は93年に「月はどっちに出ている」で監督賞を受賞しているが、作品賞は初めて。

原作は、主人公の暴力性と支配欲、金銭欲を、過激な暴力描写と性描写をまじえて描いた。
6年前から映画化準備を進め、脚本は20回以上書き直した。
「主人公は、たけしさんしか考えられなかった。断られたら映画化を諦めるつもりでした」
周囲から「映画化は無理」とも言われたが「たけしさんとは信頼関係があったので、
諦めたことはありません。必ず撮ると楽天的に考えていました」

執念は実った。たけしの鬼気迫る演技、鈴木京香の体当たりの演技を引き出した。
海外の映画関係者の評価も高く、米、英、韓国の公開も決定。
「日本の枠組みを超えて他の国の製作者、俳優、スタッフと組んだ作品も作ってみたい」と
夢をふくらませている。

ビートたけし(57)が、俳優として出直しを期した「血と骨」で主演男優賞を獲得。
俳優としても長いキャリアを持つが、今回はそれを捨てて肉体改造に取り組み、
撮影では満身創痍、57歳の新人のような挑戦がつかみとった栄冠だった。
日刊スポーツ映画大賞の受賞は5度目。
これまでは「監督 北野武」として評価され、俳優として受賞したのは、これが初めて。
周囲を犠牲にしながら本能のままに生き抜く在日朝鮮人を体当たりで演じ、
選考会では「すさまじいパワー」「恐ろしいほどの存在感」など圧倒的支持を集めた。

ある決意を抱いてこの作品に臨んだ。「役者としての自分をたたき直す」。
これまでのキャリアも監督としての名声もバッサリ切り捨てた。
崔洋一監督から出演依頼を受けた時
「厳格な崔さんの下で言われた通りにすれば、ゆがんだ部分が治るかな」と快諾した。
撮影開始の2カ月前から肉体改造に取り組み、胸と肩に筋肉を付け、腕も一回り太くした。
中年という設定に従い、おなかはだぶつかせた。
以前から俳優としての評価は高かったが、今回の挑戦が俳優としての意欲を目覚めさせた。

凶暴な男(ビートたけし)の激しい暴力に耐え、強引に結婚までさせられた女性。
鈴木京香(36)が「血と骨」で、汚れ役を見事に演じきって、助演女優賞。
94年に新人賞、97年に助演女優賞、02年に主演女優賞を獲得している。

安定した演技力、その定評にさらにはくをつけた演技だった。
髪の毛をつかまれ、殴られ、犯されるシーンが何度も登場する。
暴力の中で微妙な感情の変化を表現していく。
しかも10代から老いて亡くなるまでを1人で演じた。

「生涯を演じ切る作品が少ないからどうしても演じたかった。暴力を受ける側は怖がって
いればいいから、大変ではないんです」
「談笑してやれるような役ではなかった。怖いとか、憎いという気持ちを保つには
楽しいおしゃべりをしていては…」
撮影中は、たけしと離れていたという。
審査員の1人は「いろんな役をやろうとしている」と評価した。

自分のイメージとは全く違う役を演じたオダギリジョー(28)が、石原裕次郎新人賞。
選考委員は、オダギリのさまざまな横顔の中にある「スターとしての華」を評価した。
裕次郎さんとは別の道を歩いてきたが、共通点は少なくない。
線の細いナイーブな青年を演じることが多かったオダギリにとって、遠い役どころだった。
上半身に入れ墨、父親譲りの凶暴性と、生い立ちによる屈折した感情を持て余した男。
選考委員からは「俳優として華がある」と相次ぎ、裕次郎さんとはタイプが異なるが、
新しい自分に挑もうとする姿勢は同じ、スターにはなくてはならない。
「リアルタイムでは存じ上げませんが、1つの時代を築き、今もこうして慕われている
大スター 裕次郎さんの名前のついた賞ですよね。うれしいけど、僕がいただくなんて
とんでもないことだと思う」と困惑しながらも、笑顔だった。

ビートたけしの主演男優賞をはじめ、作品賞、助演女優賞、石原裕次郎新人賞も獲得。
4冠に輝き、今年を代表する作品となった。

(日刊スポーツ記事参考)
sho