黒沢明監督の名作「酔いどれ天使」がハリウッドでリメークされることが明らかになった。
レオナルド・ディカプリオが主演し、マーチン・スコセッシ監督がメガホンを取る。
2人は、今年のアカデミー賞で11部門にノミネートされている「アビエイター」でもコンビを組んでいる。
ディカプリオは、三船敏郎さんが演じたやくざを演じる予定。
ハリウッドのゴールデンコンビが、戦後日本の顔でもあった「クロサワ、ミフネ」に挑戦する。
黒沢監督と三船は「羅生門」「赤ひげ」など16作品でコンビを組んだが、「酔いどれ天使」(48年)は初めてコンビを組んだ作品。
映画は戦後の闇市を支配する肺病を患った若いやくざと、彼を診察する貧乏医師の交流を描く。
この作品で三船は一気にスターダムへ躍り出た。
ディカプリオは三船が演じたやくざを演じる予定。
スコセッシ監督は熱烈な黒沢ファンで知られる「ギャング・オブ・ニューヨーク」のクライマックスの大乱闘シーンも「黒沢監督の『乱』からインスピレーションを受けた」と明かしている。
過去に「天国と地獄」などのリメークを検討してきたが、いずれも実現しなかった。
ディカプリオとスコセッシ監督は「ギャング-」で初めてタッグを組み、続く「アビエイター」が今年のアカデミー賞で作品賞、主演男優賞、監督賞など11部門でノミネートされた。
最新作となる香港映画「インファナル・アフェア」のリメーク版「The Departed」でもコンビを組んでいる。
スコセッシ監督は、遠藤周作氏の名作小説「沈黙」の映画化も検討中、黒沢作品は、トム・ハンクス主演で「生きる」のリメークも決定している。
(日刊スポーツ 記事参考)
![sho](https://plaza.rakuten.co.jp/img/user/95/01/11479501/50.gif)
![](https://fuusenhikou.hp.infoseek.co.jp/hamatora/sozai1.gif)
![](https://fuusenhikou.hp.infoseek.co.jp/hamatora/sozai5.gif)
![](https://fuusenhikou.hp.infoseek.co.jp/hamatora/sozai6.gif)
![](https://ad.jp.ap.valuecommerce.com/vc/images/00/1f/ac/52.gif)
![](https://ad.jp.ap.valuecommerce.com/vc/images/00/1f/8c/02.gif)