KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

小春日(都立武蔵国分寺公園)

2020年11月15日 | 俳句
天気 晴

まさに小春日和。朝から体調も良いので、持ち帰りたいものを家へとりに行きながら、散歩しよう・・と出かけた。ところが・・家の近くまで行ったら、あらまあ、鍵を忘れていた。今の部屋の鍵が入ったポシェットを掛けているだけで、家の鍵の入った外出用のバッグは置いてきてしまったのだ。というか、鍵をポシェットへ入れるつもりを忘れたのだ。

ま、いいか、急ぐ訳でもないから明日でも・・と、家の前を通り過ぎて薬師堂へ久々のお詣り、そして公園を一巡り。
帰りに荷物が増えるので、カメラを持参しなかった。悔しいこと。なので、スマホ写真です。








スマホで見ればとても綺麗な色なのにパソコンでは・・と、言い訳。
この公園の銀杏並木は色づきがとてもバラバラで、いちばん外側の木が真っ黄色。



この公園でここまで色づいている、ということは、国営昭和記念公園の銀杏並木は見ごろだろう。昨日今日は、人出が凄いだろう。今年は、一方通行にして「密」を避けるようにするとかNHKのローカル放送で言っていた。ま、広い公園だから「密」はさほどではないにしても、立ち止まってカメラを・・というのは今年は無理かもしれない。
この公園も、私が帰る10時頃には家族連れが増えてきて、マスクなしで歩くのはちょっと・・になってきた。

紅葉のゾーンは、ニシキギ以外はあまり紅くなっていない。



でも、萩の一叢が真っ黄色になっていてびっくりした。



珍しく体調も良くて、7000歩近く歩くことが出来た。帰路はさすがにくたびれて、公園の外れのベンチに坐り込んでしまった。

小春日の忘れもの否もの忘れ  KUMI
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晩秋の街角

2020年11月14日 | 俳句
天気 晴

写真は、今の住まいに近い路地にあるカフェ。駅前の通りからちょっと外れているので、この地に越してきた時、店の存在に気付いたのは大分あとだった。30年以上前からちょっと時代がかった喫茶店・・という雰囲気だった。なぜか一度しか入ったことがない。自家焙煎の珈琲は美味しいが、500円。すぐ近所のチェーンのカフェの方が入りやすい。
最近は、地域で、というよりもこの地域の人気カフェになっているようだ。SNSとか街歩き情報とかで人気が出たのかもしれない。今日は、開店を待つ列が出来ていた。いつもは午前中は客なんか居ないのに・・と思ったら、今日は土曜日だった。雰囲気あるしねえ・・近くへ越したのだから、今度入ってみようかな?

住んでいたおうちを、いよいよ売る算段を始めたので、ちょっと慌ただしくなった。新旧の住まいを週に2、3回は行き来する暮らし。そろそろお終いにしないと、だんだん気持の整理がつかなくなるからね・・と、自分に言い聞かせている。

で、少しは体調も良い時があるので、本当に久々に夜食でビールを飲むことにした。小さな小さな缶ビールを見つけたのだ。小さいことを比較するため、何がいいかしらん?と腕時計を並べ、パソコンキイの上に置いてみたけれど・・



要するに、パソコンのキイ三個分の大きさ。容量125cc。このメーカーには珍しく、混じり物なしの原料だ。ここでは、食堂で食事しながらの飲酒は無論ご法度。でも、部屋で楽しむのは禁じていない。(タバコは禁止)
夕食が5時30分から。私の長い人生で、この時間の夕食は、昔入院した病院以来経験がない。空腹で眠れなくなるので、軽い夜食をとることにした。珈琲かお茶とちょっとしたスナック菓子と。珈琲を、時々この小さなビールにするのも悪くない。
夜食に珈琲?と驚かれることがある。でも、私は珈琲や緑茶を飲んでも覚醒するのは直後だけ。2時間過ぎれば普通に眠くなる。珈琲よりもむしろ、緑茶の方が眠れなくなりそうだ。苦い緑茶を何杯も飲んでしまうかららしい。
遅寝遅起き、短時間熟睡型の睡眠は、これからも変えようがないと思う。

黄落や引けば鈴鳴るカフェのドア  KUMI
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木枯しの日々

2020年11月12日 | 俳句
天気 曇がち

昨日から、乾燥した冷たい風が吹き、十二月が来たような陽気になった。といっても薄手のダウンのジャケットを着れば防げる程度の寒さ。
今日スーパーへ寄ったら、もう歳末気分の飾りつけだ。外を歩いていくのは保育園のお散歩の子供たち。お散歩には今がいちばん気分の良い気候なのに、雨続きが終われば師走のような乾燥の季節・・地球は人間の思うようには動いてくれない。

昨日は、家の最終的な「始末」。といっても、使えそうなものや少しは価値のあるものを身内や友人に運んでもらっただけで。私は何も作業をした訳ではないのにひどく疲れた。情けないこと。

毎年、11月の半ばには昭和記念公園の紅葉・黄葉を見に行くのが恒例だった。去年の、11月10日の写真。少し、緑色が残っている。




下は、一昨年の11月18日のもの。







当時は、夫がまだ発病も知らない時で元気だった。
今が見ごろ、と昨日のテレビで報じていた。急に寒くなったので、色づいたのだろう。都心よりは10日以上早く見ごろになる。

去年は夫の葬儀が済んで何日かしか経っていない日曜に、若い人たちに誘われて小春日を幼児連れの集団で出かけた。誘われなければ、まだ遊びに行くような気分になれなかった時期。去年のことを思い起こすと、まだまだ元気があった。
今年は? マスクなしなら、まだ、同じコースくらいは歩ける・・でも、雲の多いこんな寒さではねえ。それに、休日はかなりの人出になるので、今の感染者数の勢いを知ると怖くて行くなら平日の午前中・・と思ってしまう。去年が、もう見納めかな?とも。

カナールを染めたる銀杏黄葉(もみじ)かな  KUMI
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懐かしい・・蕎麦畑の風

2020年11月10日 | 俳句
天気 晴

写真は、赤い蕎麦の花。6年前の今頃行った昭和記念公園の北の外れにある「こもれびの里」に蕎麦畑がある。その年だけ、赤い花の蕎麦畑になっていた。風にとても揺れやすいので撮るのに苦労したのを思い出す。ヒマラヤの麓の高原の原産だったらしいが、今は日本でもあちこちで育てているようだ。今年はどうなのだろう? 近いはずの昭和記念公園もだんだん、足が遠のく。
古いデジ一時代で、曇天だったのであまり色は綺麗ではないが・・上の一枚は好きな写真だ。


今日は結構忙しかった。

午前中に入浴を済ませ、少し休んでいるともう昼食。午後は整体治療へ。終わって帰ると、3時半。慌てて洗濯室へ。洗濯に約40分、乾燥に約1時間半・・そのうち夕食の時間になってしまう。洗濯室だけは、時間制限なしなのだそうだ。
入居者の行動時間が、昼間に圧縮されているのは勤めていた頃の職場と同じだ。そうか~ホームに勤務する職員に合わせているからねえ・・と、当たり前のことに改めて気づいた。無論、宿直の職員も居る24時間体制だ。でも、勤務する人のため、昼間に入居者の暮らしは圧縮しておかねばならない事情は、よく解る。

寒さが一気に近づいてきた。もう11月下旬の気候なのだそうだ。衣類を先取りしていれば防げる程度なので、まだ我慢は出来る。寒さがやってきて、コロナウィルスも活発化してきたのだろうか、感染確認者数が増加の一途となってきた。北海道、東京、大阪・・寒いところと、人口密度の高い所と。コロナウィルスは乾燥した空気が好きなのだそうだ。インフルエンザと同じこと。
もう、止めようがなくなっている。このままの窮屈な暮らしが、あと何年続くのだろう?コロナのない時代を、もう一度経験する機会があるのだろうか?

と、昭和記念公園の、晩秋の風を感じる写真に暗澹としてきた。

退屈と怠惰の違ひ日向ぼこ  KUMI
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ご近所紅葉

2020年11月09日 | 俳句
晴のち曇がち 

今のところ、ほぼ毎日何かしらの用があって出かけている。外出は用があれば自由(無論、コロナさえなければ、普通のマンション暮らしと変わらない)、でも、集団感染を避けるために本当は遠出してはいけない。とはいえ、通院も近所のスーパーもお店も行くのは自由なのだから、人の少ない安全な公園はいいだろう・・と思いつつ、行く機会がなくなっていた。本当は、この距離は「遠出」になるらしい。
でも今日は、買い物のついでにそれを実行。スーパーへ行くよりも感染の怖れはないのだから、いいでしょ。行くことの出来ない、介護度の高い方たちには申し訳ないので、無論周囲にはナイショ。

いつもの公園まで行ったらほっとした。見慣れた風景に気分すっきり。マスクなしなら、公園までの片道2000歩も苦にならない。公園内は休日の子供連れの多い時でなければ、マスクなぞ全く不要だ。
銀杏はまだまだ色付いていないが、いつもの年と同じくニシキギがもう真っ赤になっていた。


山茱萸(サンシュユ)が、葉っぱはまだ青々としているのに実はたくさん色付いていた。


都立図書館の前の巨大プラタナスも枯れ色になりつつある。大きな葉っぱが散ると大変な量になる。


足はまだまだ動くものの、やはりマスクをしたり外したりで歩いていると目まいと息苦しさが襲ってくる。往復5000歩が限度かな?悔しいけれど。
まだまだ片付けねば、ということが山積み状態、でも寒さの来る前にもっと歩いておかなくては。

三千歩あゆみて坐せば小鳥来る  KUMI
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