KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

水害拡大中

2020年07月06日 | 俳句
天気 雨

天気が良いのに外へ出られない猫たち。去年、夫の看護中の気晴らしにスマホアプリの塗り絵でよく遊んでいた。その中の一枚。やっぱり、猫もノラの方が幸せかも。

いちにち雨の予報で、九州では豪雨が続いている。コロナ感染と同じく、これ以上被害拡大しないことを祈るのみ。申し訳ないが、私に出来ることは何もない。
いつも、昼食時間にはテレビを付ける。ま、独居老人には当たり前のことだろう。でもそんな暗いニュースばかりなので、気分が重くなる・・と思い、コンビニでの買い物もあったので昼はわざわざカフェまで食べに行った。入居者ごと老人ホームが水没した話なんて、考えただけでも涙が出る。テレビ付けなきゃいいでしょ、ということだけれど、その時間帯、ラジオでは私の聞きたいものがない。ラジオの場所と性能のせいか、表の部屋ではNHKが入らない。

雨は小やみになっていて、でもカンナの花がぐしょ濡れで、それこそ雨には似合わない、と思いつつ他に撮れるものもなくて。


何も新しい話のない一日、でも、昼食後にコンビニでペットボトル飲料を買って思い出した。この数日、何気なく読んだあまり馴染みのないブログ二つに、高齢になるとペットボトルのキャップを開けるのに苦労する、という話があった。
私、きついキャップでも簡単に開けることの出来る、簡単な方法を知ってます。無論、そんなのとうに知ってる、という人も居るだろうし、それを試しても無理なくらい握力がない、という人も居るかもしれない。
私も、とっても握力がない。かなり前からで、外出時に自販機でペットボトルを買ったら開けられず、近くに居る若者に頼んで開けてもらったこと一度や二度ではない。
それが、10年ほど前に楽に開ける方法、公園の近くに居た人を盗み見して「体得」した。小学生の女の子のお父さんだった。子供が、買ってきたジュースのキャップが開かない、とお父さんの所へ持ってきたのだ。
「ほら、蓋を回さずに瓶の方を回す。やってごらん」
女の子がその通りにやったら、簡単に開いた。うそ~~と私は思い、帰宅してから冷蔵庫のミネラルウォーターを開けてみた。
キャップを掴んだ指はしっかり固定して、ボトルを掴んだ方の手を動かしてボトルをひねる。
キャップはプチン、と簡単に開く。1L以上のボトルだったら、ボトルを流し台などに置いた方がいい。外出先で、そんなに大きなボトルを買うことはないと思う。
こんな簡単なこと、何で知らなかったの~と凄く損した気分になったものだ。家でわざわざ夫の所へ持っていって「お願い」なんて頼んだり、公園で知らない人に「スミマセン」なんて頭をさげたり・・随分と損をしてきた。
以後、私の乏しい握力で開かないキャップはなかった。

こんな日に、長々と書くほどのことではない気もするけれど・・

祈るほかなし荒梅雨の過ぎゆくを  KUMI
コメント (6)
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