KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

桜咲く

2015年03月26日 | お散歩写真
天気 晴

昼ごろにようやく寒い強風が止んだ。
ということで、予定のない午後、公園まで桜の開花状況(大げさ)を確認に行ってみた。
ソメイヨシノは、わが家の前の木と同じく、ほつほつと咲き始めている。都心ではもっと咲いているらしい。
満開の桜も。小さな木で花も小さく、一重なので庭桜とも違うし・・木の名札がない。


この桜には「東海桜」と名札があった。これも満開。


大木の紫木蓮、あと数日で満開になりそう。


連翹も木瓜も大分咲いてきた。




春休みの公園は子供がたくさん遊んでいて、みんな楽しそうだった。


桜の見ごろは来週かも。

初桜眩し照りても翳りても  KUMI(2008年作)
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吟行句会・井の頭公園

2015年03月25日 | 俳句
天気 晴

真冬のような寒風の日、桜を見ようという去年と同じ企画の定例の吟行句会、ソメイヨシノはまだまだだが、公園内の自然文化園のヒガン桜と枝垂桜は満開だ。


とはいえ、寒い。一週間前の吟行では春のコートさえ邪魔だったのに、今日は真冬の恰好をしてちょうど良かった。
吟行、とはいっても集合してみんなでぞろぞろ歩く、ということのないこの句会は、私のようにマイペースの好きな者には気楽。今日は、いつものコースではなく駅から近道でまっすぐに文化園へ行った。
春休みなので、動物園のある文化園は子供でいっぱいだ。正直、うるさくてゆっくりと句を作ってもいられない。でも、象のはな子には逢っておかないと。一年ぶりの対面、68歳になってもまだまだ元気だ。
去年よりも皮膚が白くなった。人間ならば白髪、というところだろうが、とても品の良い色合いで、背中に木立の影がきれいに映っていた。実際は写真よりももっと白い。


文化園は、子供の楽しめる動物も展示しているけれど、その奥に彫刻館がある。そこには子供の団体は来ない。戦後、長崎の平和祈念像を作った北村西望のアトリエを中心にして作ったもの。その影には風が来ないし、カタクリや椿がたくさん咲いているし、静かなので、ベンチでゆっくり出来た。
長崎の像の原型となった巨大な像がある。長崎の像はもっと大きいけれど、この原型も見応えがある。この存在を知らない人が多いようだが、井の頭へ行ったら一度は見てほしい。


で、帰路に公園の池畔を歩いて句会場まで。
桜の咲く前の公園は、辛夷の大木と芽柳がとても見応えがある。カメラを持って行けたら・・と思ってしまう。桜の時期はカメラ持参で何度も行っているけれど、この時期の写真はない。


思うように句が出来なかったのに、出した11句のうち、10句は仲間からとっていただけた。嬉しいこと。

象舎へと枝垂桜をかいくぐり  KUMI(2014年作)
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春寒の富士

2015年03月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち曇りがち

寒い朝、北関東の山は雪、という立派な冬型の天候で、おかげで久しぶりに富士山が真冬の姿を見せてくれた。
風が寒くて、咲き始めた桜は固まってしまった。
これでは外を歩く気分ではない。少し俳句も作らねば・・と思いつつ殆ど家から出なかった。

奇妙な雲の出てきた日暮れ、沈む太陽の色も不気味だった。


その南の富士山は、すっきりとした夕富士、見慣れてはいてもこの時期にこんなにきれいに見えることは少ない。


と、満足して夕飯の準備にかかろうとして外を見たら・・びっくり。
雲が富士山の上空を覆い、その端には竜巻みたいに不気味な縦の雲が地上まで延びていた。多分、八王子あたりに局地的なにわか雨でも降っていたのだろう。


見飽きない自然の変容・・でも、台所に立っていると見えないから、そのあとはどうなったのだろう?

明日は吟行句会。今日のよな寒さが続いたのではたまらない。

一生の一日のいま初桜  KUMI(2000年作)
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初音・初桜

2015年03月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち曇がち一時雨

朝、洗濯物を干していたら遠くから鶯の鳴き声が。まだどこかぎこちないけれど。
昨日、まだこのあたりでは「初音」を聞いていない、などと書いたので、鶯が「もう啼いてるのよ」と言いたかったのかも。
家の前にある桜も、一二輪咲き始めた。と思ったら、東京も開花宣言、と昼のTVで。
開花を決める木は靖国神社にあるというので、こちらよりも二三日は早い。それでも、今年はもう今週末が見ごろ、ということになるのだろう。この寒さでも桜は咲きすすむのだろうか?

午前中はあれこれあって時間がなくなり、午後にまた散歩に出よう、と思ったら怪しい雲行きになってしまった。おまけに、用足しに出たら雨が・・風も、一転して冷たくなった。
ということでお散歩は中止。道端にたんぽぽを見つけたのでスマホでパチリ。

明日の朝は0℃くらいになるという。またの寒さはゴメンです。

対岸は東京こちら揚雲雀  KUMI(2013年作)

 川崎市の多摩川へ吟行に行ったときの句。こちらから見れば「向こう側」になる神奈川県で作った句。
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桜の前に・・

2015年03月22日 | お散歩写真
天気 晴

まずまずの天気、今日も時間のあった午前中に花を見つけに散歩に出た。
桜は無論まだ咲いてはいないけれど、レンギョウも木瓜の花も大分咲き揃い、雪柳も花をふやしてきた。
公園の南、遠くから見ると梅?桜?と見迷う木がある。正体は、上の写真、杏の花。
そして、大木の紫木蓮はまだ咲いていなかったが、幣辛夷(しでこぶし)が咲いた。まさに、幣のように花が裂けている。初めて見たときはそんな名前を知らなくて、ハタキのような花、と思った。




白い辛夷の大木はもう色が汚くなっていて、その替わりに少しピンクがかった辛夷が咲き揃っていた。




もうちょっとで咲きそうな大島桜に、ツグミが止まっていた。私のカメラではこれ以上は近づけない。


わが家の(マンションの)建物の隣りにある大きな辛夷は、あっという間に咲いてしまった。


桜の咲く前の花の競演も楽しみなこと。


さまざまな音の中なる初音かな  KUMI(2009年作)

 今年は、まだ散歩道で鶯の声は聞かない。多分、この句は、家で聞いたものかもしれない。稀に家でも声の聞こえることがある。



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