KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

カルガモの昼寝

2013年05月25日 | お散歩写真
天気 薄曇のち晴

何だか毎日カルガモのことばかりで、カルガモ日記になってしまった。
今日は、写真のように岸辺で親子がお昼寝、という珍しい光景に出逢った。この岸辺、いつもなら水中なのに、このところ雨が少ないせいもあって池の水深が減って出来たところ。池の中に作られた「島」の草地で休むののに、親鴨は人間の近くが安全、と悟っての行動なのかどうか。
土曜日とあって、柵のこちら側には人が入れ替わり立ち代わり「見物」に来る。人間と鴨親子の間は2mくらい、という至近距離なのだ。
ともかく、ヒナはかわいい。


昨日と違い爽やかな空気の日で、今日あたりは薔薇園に行ったら気分がいいだる、と思いつつ・・実は、夫は腰痛が再発、私はこの数日膝痛が再発、どちらも歩くことは出来る程度なのだが、遠出は避けたい。痛いから、と動かないのはかえって良くないので散歩にだけは行く。
でも、階段を下りるのは膝に良くないので、ハケ(崖)を下りての散歩はせず、公園までにしている。
今はヤマボウシが真っ盛りで、公園のあちこちに白く眩しい。


タンポポも、そろそろ絮ばかりが目立ってきた。


しばし坐す椋の大樹の緑陰に  KUMI
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また減って・・

2013年05月24日 | お散歩写真
天気 晴

やはり昨日のカルガモが気になって、武蔵国分寺公園へ行ってしまった。
今日は3羽に減っていた。親は一応ヒナを呼び寄せてはいるものの、ヒナがちっとも親の方へ寄ってこない。上の写真は、ようやく撮れた親子連れ。
下のこの1羽だけが親から離れないようにしていた。あとの2羽はもう、自由奔放。


やっぱり、昨日のようなことがあって、親鴨の子育てが難しくなってしまったようだ。ヒナを連れながらも、親鴨は岸辺に近づきたがり、人間を見上げたりしていた。
この3羽も育つかどうか・・去年のヒナは殆ど育たなかったから。
と思い、「餌やり禁止」の看板をもっと目立つ、解りやすいものにしてくれるように管理事務所へ頼んでおいた。

公園には毎日、近くの保育園児がたくさん来ている。今日は、公園の約半周200mくらいを走らせる一団に出逢った。まだ4歳くらいの子だ。え~っ、とびっくり。速い子と遅い子の差が凄い。親が見たらびっくりするかもしれない。
保育園児に近くでカメラを向けた人が居て、保育士さんが「やめてください」と飛んでくるのに出逢ったことがある。ま、このくらい遠くからなら大丈夫だろう。


今日は珍しく富士山の見える日だった。
来週になれば九州あたりに梅雨前線が近づく、という。貴重な晴天もそろそろ終わりかもしれない。


軽鴨(かる)の子も保育園児も眩しき日  KUMI
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余計な「お世話」

2013年05月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

ちょっと解りにくい写真だが、今年も公園の池に生まれたカルガモの雛。毎年たくさん生まれ、殆どが鴉の餌食になってしまうが、かわいいから見に行きたくなる。

一昨日、夫が散歩に行き、生まれたばかりの雛7羽を見たという。でも今日は5羽になってしまった、とのこと。
今日は公園の近くの市の施設で太極拳のある日。終わって11時近く、公園へ行ってみた。池を見渡すと池の北のはずれの石垣に沿って雛がチョロチョロと動き廻っている。でも、親鴨は居ない。育児放棄状態だ。
池は橋で北と南に別れていて、橋の下でつながっている。その南の方を見たら、私くらいの年恰好の二人連れのオバサンが食パンをちぎって2羽の鴨に餌やりをしていた。あれ?この公園は鯉や鴨に餌をやるのは禁止のはず。でも最近はその札を見ないから解除になった?
と思って札を探したら、やっぱり池の手摺りに貼ってあった、ちょっと見にくいけれど・・
解った。親鴨がオバサンの撒く餌に夢中になっている間に、雛たちは勝手に動き回って、橋をくぐって池のはずれまで行ってしまったのだ。
私は、そういうのを許せない、という厭な性格なので、オバサンに言ってしまった。
「この池、餌やりは禁止になっているのを御存知ですか」
「いえ、そんなこと書いてあった?」あんまり柄の良くない話ぶり。
「書いてありますよ」
「あら、そうなの」と言いながらも、オバサンはパンをちぎっては池に撒き続けている。知らなかったのなそれで良いけれど、知ったからにはやめるのが大人ではないの?
腹が立ったので「お読みになった方がいいですよ」と注意事項を書いた札を指さして立ち去ろうとしたら「うるせえなあ」という声が。思わず振り向いて無言で睨みつけたら、相手もすごい形相で睨み返して、しかも、持っていた食パンの残り・・大量だった・・を池の鯉めがけてにばらまいた。

野生の動物は、野良猫だって、自分で餌を獲る知恵はある。人間が与えればその自立心がなくなる。まして、岸辺に残った餌はカラスの絶好のお食事になってしまう。脂肪分が池を汚す。それこそ「余計なお世話」なのだ。
帰りぎわに池を眺めたら、親鴨はきょろきょろと見渡してはいたものの、なかなか雛を探しに行こうとしない。幸い、天敵の鴉は見えなかったものの・・
明日、もう一度様子を見に行こうかな。

軽鴨の親にも育児放棄あり  KUMI
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武蔵野探勝吟行・旧都立農業試験場

2013年05月22日 | 俳句
天気 晴

薄暑、を通り越してちょっと暑い日差しだったが、雨に遭わないこの句会は今日も天気に恵まれた。
昭和9年に虚子一行が訪れた立川の「府立農業試験場」、名は変ったが今も同じ地に同じように活動している。嬉しいことに我が家から駅三つ目なので、青梅線直通電車を選んで乗ってわずか10分で着いてしまう。
今の正式名称は「公益財団法人・東京都農林研究センター」という。実は、最寄りの西立川駅の南口前は国営昭和記念公園があって数えきれないほど行っているのに、南口のこのあたり、車で通ったことはあっても、一度も行ったことがなかった。

技師の職員の方にレクチャーと園内の案内をしていただき、東京都の農業の現状などとっても興味深く聞くことが出来た。
多摩は、水田はあまりないものの結構畑が多い。作られた作物の大半は直売で生産者から消費者に売られているとのことで、なるほど、都市農業とは地産地消。我が家の周りにもそうした店や農家が多くて助かっている。
果樹の話も興味深かった。多摩の名産といえば多摩川梨。そして、柿。それにブルーベリーや葡萄・キウイが続く。我が市の名産も柿である。「東京紅」という品種の柿が作られて、びっくりするような赤い色でとても甘いそうだ。柿好きの私は是非とも食べてみたい。
などなど・・そして、ちょっと気を魅かれたのが、果樹園の木の周りにびっしりと植わっている丈30㎝ほどの草だった。「なぎたなかや=薙刀茅」と言うのだそうだ。雑草除け・果樹の保護・枯れれば肥料にもなるという。


ショックだったのは、ハケ(崖)の下にあって清流の流れていた場所の水が涸れていたこと。周囲の都市化の影響とはいえ、涸れきった川や池が痛々しかった。

と、そんな知らないことの「勉強」が面白くて、句を作る時間が少なくなってしまった。
何句出しても良い句会、いつもなら10句以下、ということはないのに、今日は8句しか出来なかた。そのうちの1句は出し忘れた。もっとも、今日は他の人も同じようで、10句以上、という人は少なかったみたいで。

白南風(しろはえ)や薙刀茅のなびきやう  KUMI

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見えるうちに・・

2013年05月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴れたり曇ったり

今日は久しぶりに針仕事。ミシンを出してちょっとしたものを縫ったり。
それにしても眼が悪くなったなあ、と実感した。白内障の手術をするかどうか7月の大学病院の検査で決まるので、その前に眼鏡を作り替えるのも、と老眼鏡が合わないのをがまんしている。パソコン用は何とか合っているのだが、手許を見る方はいささか不便になった。
おまけに、昨日の眼科の視野検査では半月の間にかなり視野が狭まっていると知らされた。少しづつ進行しているので、あまり不便とは思わないものの、膝の上での針仕事はかなりきつい。
見えるうちにしなくては手仕事は出来なくなりそうだ。・・と思いつつ、なかなかその暇もない。明日はまた、吟行句会。

針に糸ようやく通る薄暑かな  KUMI
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