KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・向島百花園

2015年03月08日 | 俳句
天気 雨のち曇

真冬が戻ってきた陽気、隔月の句会、本当なら第3週に行うはずが、結社の句会が3週になってしまって繰り上げた。なので、暖かくなっている時期のはずなのに・・
と思いつつ気の重いままに出かけることになって。

いつものように9時に家を出て、10時半には百花園に着くつもりが・・
駅近くで中年の女性に道を聞かれた。それを教えていて少し遅れてしまい、電車一本は遅くなった。ま、本数の多い線なのであまり関係なし、と思ったのに・・
バスに乗る亀戸駅で、信号待ちしていたら乗る予定のバスが出ていく。あら~と思っても遅い。次のバスまで15分以上の時間があるので、寒い停留所で待つのも・・と駅ビルに引き返してトイレに入り、お店をあちこち眺め、次のバスの時間にゆっくりとバス停へ。とバスが、私の目の前からす~~っと発車してしまった。
嘘!まだ発車時刻前でしょ、と思い時刻表を確かめたら、私が「37分発」と思っていたのは土曜の時刻表を見てしまったからで、日曜は「42分発」だった。

ということでいつもより30分も遅れて百花園へ着いたら、それまで小雨だった雨が大粒になってきた。おまけに、屋根のある二つの四阿屋が工事中で雨の中に立っているしかない。朝からちょっと痛む坐骨神経痛が気になり始めた。
見頃の梅も咲き始めた椿もあまり目に入らず、何だか戦意喪失して、30分ほどで園を出てしまった。
あとは、カフェで食事がてらの句作。
でも、追い詰められると句は何とか作れるもの。四苦八苦しながら、出す10句はそろえた。無論、さほどの成果もなく・・
何だかひどく疲れた一日だった。

土割つてものの芽丈を競ひ合ふ  KUMI (これは今日の句)

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2 コメント

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今思い出すと (ふきのとう)
2015-03-09 09:29:00
kumiさん、今思い出しても「あの時...」と思う出来事が私にはあります。
主宰の下での句会に出席して、帰路を急ぐあまり
改札口への階段を白杖を持って降りてきた若い娘ん、
私の目には慣れない駅に戸惑っているように見えたのでした。
が、予後の夫を残して来たために、一刻も早く家路にと
思う気持ちから、「手引きしましょうか」の声掛けもせずに
そのまま改札を抜けた私、電車に乗ってからも気掛かりでなりませんでした。

電車を乗り過ごしたkumiさんの親切、乗ってしまった私
今できる親切がありますね。私の行為は後の後悔です。
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ふきのとうさん、わかります (KUMI)
2015-03-09 15:45:26
駅ですから、他の方が助けたでしょう。
でも、電車の本数もそうたくさんはないでしょうから・・
そういう場面で素通りしてしまうと、やはり心に残ってしまいますね。

昨日は日曜であまり人通りもなくて、「急いでいます」とも言えません。
それに、聴かれたのが病院への道でした。
歩いても行けますけど、その中年女性は大きな荷物を持っていて。
多分、入院した身内のところへ行くのだろう、と思うと無視も出来ない気持でした。
雨の中なので、病院行きのバス停留所を案内したのですけど。
なぜか、私は人に道を聞かれることが多いのです、バアサンは安心感があるのかしら?
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