KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

秋の蝉

2019年09月01日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

朝起きてカーテンを開いたら、目の前に油蝉が・・ 網戸にしっかりと掴まっている。こんな所で鳴かれたら騒音だ。中から指で弾いたらジイジイと鳴きながら飛んでいった。

先日、ミンミン蝉のことが新聞に載っていた。ミンミン蝉は、西の方では山にしか鳴かないのだそうだ。関東では、ミンミンはジイジイ(油蝉)の次に多い。semそういえば、大阪の友人が、かつて東京暮らしをしていた娘さんの所へ来たとき、ミンミン蝉がうるさくて・・と言っていた。娘さんは六義園近くに住んでいたので、あのあたりも蝉が多いはず。
ミンミンよりも、熊蝉の方がうるさい・・と、関東育ちの私は思う。
中学から高校にかけての一時期、父の転勤で四国に住んだことがあった。夏になると、シャアシャアシャアの大音響の大合唱。どんな蝉?・・と、確かめるべく近くのお寺さんの境内へ母と確かめに行ったことがあった。大きな蝉だった。あの声は本当に暑苦しい。阪神淡路大震災の翌年、夏休みに神戸へ旅行したことがある。被災地へのささやかな奉仕・・のつもりで。その時、姫路城へ行った。暑い真昼で、公園もお城もシャアシャアシャアの音に包囲されていて、姫路城の思い出の一つがあの熊蝉の声だ。

今朝は、ミンミン・ジイジイ・に混じり遠くで法師蝉、そして珍しく熊蝉も。昔は居なかった熊ちゃんがいつの間にかこちらへも進出してきて、夏の間に何回か聴くようになった。ベランダにはまだ来たことがない。集団で鳴くことはないから、ま、許しましょうか。

夢の中まで秋蝉の輪唱す  KUMI
コメント (2)
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