KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

武蔵野探勝吟行・向島百花園

2013年02月21日 | 俳句
天気 晴

季節外れの寒波襲来、ということで、いつも行く吟行句会とはいえ真冬の「雪国仕様」の恰好で出かけた。浅草から歩いていく、ということでの仲間の集合時間には間に合わなかったので、一人歩いて行くことに。
風の寒そうな隅田川の西岸を行き、言問橋を東岸へ渡った。堤の下は日差しも暖かったのに、橋の上の寒いこと。それでも、正面にあるスカイツリーの写真を撮ってみた。

昭和9年、虚子はちょうど還暦で、その祝いも兼ねた句会だったようだ。還暦、といえば当時はかなりの高齢の入ったのだろう。今は古稀と同じくらいだろうか。メンバーの殆どは還暦過ぎだ。

一ヶ月前にも他の句会で行った百花園、梅は大分咲いていたものの、園内の殆どは真冬の風情だ。植物は正直なもの、今冬の寒さの異常さが解る。しかし、園内は日差しが暖かくて、さほど冷えてくることもなくて助かった。
参加は8人。今まで10人以上は参加していたのだが、木曜になったことと、家の事情などが重なって減ってしまった。が、出す句数に制限がないので、いつものように平均12句。この寒さの中でよく作れたもの、と自分を含めて感心してしまう。
それにしても、句会が終わってから、今日の自分の句が、殆ど駄句だったことに愕然とした。

梅真白歩けば背筋伸びてきし  KUMI
コメント
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