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hamako

手づくり・お気に入りのコレクション

パンツを預かる。

2025-05-09 14:42:39 | Weblog
親戚のおじちゃんからパンツを預かる。

オストメイトっていうのか
どういう風にしたらいいのかよくわからないけど
袋みたいに縫ったものをパンツ(ブリーフ)につけるんだって。

正解がよくわからないのでネットで検索してみたけど
人によって付ける場所が微妙みたい。

って、
まずひとつ作ってみたんでその履き心地をお聞きしてから
また縫おうと思います。
試作品ね。


おじちゃん、頑張って挑戦して作ってみたらしいけど
全く可愛らしい失敗作で、微笑ましくも思えました。
ミシン糸の色も全くあってないし、縫い目もぐちゃぐちゃ。
ほつれも酷い。
見たら(ふふっ)ってなるのよ。
はい、よく頑張りました。
後は私にお任せあれ。

ぐちゃぐちゃのパンツの切れ目をなんとか補修して
筒っぽい袋をしっかりと縫い付けたけど
これは何が正解なのか。
ちょっと不安。

本当は今日持っていこうと思ったけど
外は大雨なのです。

なんかね。
お互い歳をとって夫婦で生活していくのは厳しいね。
おじちゃんの家に行く前に、もしかしてと思って
近所のスーパーの中を見てまわったらポツンとおじちゃんらしき人が
ベンチに座ってました。

一年近く会ってないんで不安ではあったけど
確かめる為にその人の目の前まで行ってみた。

違ってたら私は不審者。

でも、正解でした。
あれからずいぶんとまた老けてしまった、おじちゃんでした。

昨年、何度か手伝いに通ってたけど
親でもない親戚の家の世話、それもたいして感謝もされてなく
情けない気持ちやら、
バス代やらおかず代やらでお金がどんどん減っていくし
で、独り暮らしの長女が救急車のお世話になる…
とかいろいろあって、暫くおじちゃん家行ってなかったけど
年老いていくのは早いね。

一緒に歩いて家まで行ったけど大変だなとつくづく思いました。

あ、でも家には息子が1人いますんで。

そこよ。

女の子とかに比べるとやっぱあんまり役に立たない。
事情はいろいろあるんだろうけど。

それと、
親の今までの生き方にもいろいろ思うところはあるんだろうなと。

私はよくわかる。
うちの親にそっくりだから。

子供の頃から不憫に思ってました。
あんたも大変、私も大変。

あの世に行ったら
なんか悪かったなとか思ったりしてくれるのかな。

子供が可愛いとか思ったことあるのかしら。

自分が一番って、そういう生き方しかできなかった人。
そういう人を子供はどのような気持ちで介護していけばいいのか
人生哲学というか、そういうのも学びなのでしょうが。
複雑で難しい。
それはよくわかる。

一応、おじちゃんは私のことを
「そこらにいないような美人」だとか
「スタイルがいい」などと何故か人に言いふらすので
私としてはそこだけは有り難く感じております。
いいのよ、どんどん言って下さっても。
私はちっとも構いませんことよ。

なんかね、勘違いしているのかどうか
よくわかんないけど
おじちゃんありがとう。

おじちゃんのパンツ 無事に縫えましたよ。

絶世の美女が明日 届けに参りますね。
うふふ。
では、ごきげんよう。



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