夕方に新聞の集金の人がやってきた。
私、あの人苦手。
愛想が悪いし、陰気臭い。
それでも私は毎回笑顔できちんときっちりと支払います。
もたもたしたら悪いから、前もってきっちりと玄関にお金を用意しておくの。
そういう気配りしてても、集金の人は全く無愛想ね。
ま、いいけどさ。
いつもは真っ暗な夜9時ごろに来る集金が今日はまだ明るい夕方の4時にやってきました。
珍しいこともあるもんだと思いながら玄関ドアを開けると
そこにはヘルメットを被った小柄なオバちゃんが・・・。
あら、新しい人に代わったのね。
いつものように速攻で新聞代を差し出すと、
「今度から、このオバちゃんが来るからね～。よろしくお願いしますね～。」
だって。
もうすぐ50歳になろうかという私に向かってこの言葉。
オバちゃんがオバちゃんに・・・。
いったい、幾つに見えたのかしらん。
どう考えても子供相手の対応よ。
それから暫くの間 （オバちゃんがオバちゃんに・・）というフレーズが頭を離れずに
嬉しいような納得のいかないような、もやもやとした時間を過ごしました。
いや、まぁないってこともないけど・・。
今日は疲れたので焼きそばと野菜入り天ぷら（紀文）を温めたのと、貝（ほたて）の醤油煮。
（無いと言いながら結構自慢したりしてね。）
病院にお使いに行ってきたので疲れちゃった。
歳ね。
足にまできてるの。
どうもお出かけしたら何にも夕飯作りたくなくなる。
虚弱体質かしらん。
ま、そういうときは適当におかず作って、あとは子供たちに許しを請うの。
「疲れたから、おかず何にも無いけどいい？」と。
（旦那がいないと結構気楽でいいのよ、これが。）
我が家の娘達は良い子ばかりなのでおかずが少なくても誰も文句を言わないの。
そういう日があってもいいって感じで。
んで、なんとなく申し訳ないので
「今日は特別に目玉焼きをご飯の上にかけて食べよう！！」
と、さもそれが素晴らしい料理かのように言ってみたりしてね。
それでも
我が家のアホ娘どもは みないっせいに
「わぁ～い！！」
と歓喜の声をあげるのです。
馬鹿ね。
馬鹿やろ。
単純なの、みんな。
でも、美味しいけどさ。
大好きさ 目玉焼き。
白髪がいっぱい。
染めたら結構マシにはなるけど、今話題の地肌に優しいトリートメントタイプを使ってるので
またすぐ元に戻っちゃう。
でも、まぁ髪はつやつやよ。
白髪なんてね、もうナイロンみたいにピカピカよ。
おかげでさ、よく目立って困りもん。
眼鏡が合わない。
近視で老眼だともう訳がわからないくらいに不便。
眼鏡ね、3つ持ってるけどどれも今ひとつ。
顔に似合ってるかってこともよくわかんない。
あ～～。
はいはい、残念ながら私は老眼ですよ。
遠近両用ってのはあんまり便利じゃないね。
昔買ったメガトレでもまたやってみようかしら。
メガトレ 知ってる？
騙されたのか はたまたものすごい医療機器なのか
信じるものは救われるってことで、押入れからまた出してみようかしらね。
さぁ、君も
物置からメガトレを出してこいよ。
いっしょにトレーニングしようぜ！！
あれ、持ってない？
よかったらお譲りしましょうか？
そうね、先着一名の方に格安でお譲りしましょう。
hamakoさんのイラスト入りの箱も今ならまだ付いてくる。
ってどう？
ああ、時々変なもの買ってしまうのよ、私。
でも、まだ諦めない。
ちょっと今から出してくるね。
メガトレ。
今年は年賀状を一枚もだしてない。
わずらわしかったから。
でもそういうことは誰も知らないから、いつものように同じ人達からやっぱり年賀状が届きました。
そうよね。
いつものように形だけの何のメッセージもない人もいるし
優しい一言を書いてくれるいい友人もいたりする。
そうね、私にもそういう友人が何人かいるのね。
なんて嫌なことをしてしまったんだろうと反省しながら
毎日を過ごしています。
天気が悪くなってきたので雨が振りださないうちに買い物へ。
久々のお出かけ。
春になってまた暖かくなってきたらまた外出も厳しくなってくるからね。
今出られるうちに出歩いておかなければ・・・。
私たちって地味に不便。
病名も公表して思いっきり自分の考えを言いたいけれど、
これもまた実に不便。
ややこしい問題がたくさん。
だからこの病気は全く持って進展なし。
患者が不満を言っても無かったことにされるだけ。
告発した女子柔道の人たちと全く同じよ。
気に入らない発言をした人は消されるのさ。
私だけが知っている・・・。
私だけが知っている。
私だけが・・・。
と、ここからが本題。
昼間のお買い物ってこれは本当に地獄ね。
近所のスーパーは大繁盛。
どっちをみてもお年寄り。
年寄りばかりで全然前に進めない。
老人車代わりのカートを押して、一歩あるいては二歩下がり
いや、違った。
一歩歩いては立ち止まり、ようやく進むのかと思ったらまた立ち止まり。
あっちもこっちもそういう人ばかりだから、全く前にも後ろにも進めやしない。
まあまぁ気長にと思って後ろでじっと待ってても動かないんだなぁこれが。
仕方なく「ちょっとすみません～。」と声をかけては見たものの、耳が遠い。
悪気がないのはわかっているから、じっと待つしかない。
もうね、みなさん徘徊してるのか買い物しているかよくわからない。
今そのポケットに入れようとしているものは買ったものなのか
それともちょっと拝借しようとしているのか、よくわからない。
昼間の買い物はちょっと試練の場っていうか
辛いものがあります。
密かに思っていたこと。
以前、関西の田舎に住んでいた頃の不思議な出来事。
霧の深い朝。
しんと静かで なんだか不気味。
それでも子供を学校へ。
田舎の田んぼ道をとろとろと車を走らせる。
と、おおっ！
車が一台、また一台。
田んぼの中へ。落ち込んでる。
嘘じゃないの。
初めてみる光景。
いったいこれは…と疑問に思いながらとろとろと車を走らせるが、
また一台。
下りのカーブの隅っこに車が突っ込んでいらっしゃる。
こ、これは。
宇宙戦争！！
これは宇宙人の仕業に違いない。
そう確信した私。
でも、あんまり怖くて誰にも言えませんでした。
おとつい、子供たちにその話をしたら思い切り笑われたけど。
いや、本当。
あれは不気味な出来事やったわぁ。
宇宙戦争って怖い～。
