1/2の時間 : half time

「奈良」「京都」「東京」。時代を移し、栄えた日本の都の懐かしい表情を、個性豊かな三つのハーフサイズカメラで写し取ります。

地獄谷新池の楓

2009-10-31 18:32:05 | PEN-FT-奈良
久しぶりにオリンパス PEN-FTでのスナップです。
奈良 旧柳生街道「滝坂の道」を散策。
一時間ほど歩くと、遊歩道脇にあるのが「地獄谷新池」。
すごいいかつい名前ですが、池の畔はいたって静か。
ぶらっと周遊散歩するにはもってこいの場所です。
写真は、昨年の秋に訪れた時のもので、この時楓はすっかり紅葉していて、残り葉も数少ない状態。
冬を迎える前の、少し暖かい日差しが残る秋の日のことでした。

PRADA BOUTIQUE AOYAMA(プラダ ブティック青山)

2009-10-25 22:05:24 | DIAL 35-東京
新宿コクーンタワーに続いて、ハーフで撮る最新建築、第二弾。
2003年、ヘルツォーク&ド・ムーロンによって設計され、当時大変な話題をさらった総ガラス張りのフラッグシップ・ショップ、PRADA BOUTIQUE AOYAMA(プラダ ブティック青山)です。
そのインパクトは、8年経った今でも全く薄れることがありません。
ひし形に組まれた骨格に嵌めこまれたガラスは、フラットとブリスター型との組み合わせで形造られ、内部の階段と角度もピッタリ整合。
まさに、見られることを意識した建築。
中にいる店員やお客さんを全てひっくるめて存在する、巨大なアートであり、オブジェでもあります。
撮影に使ったキャノン ダイヤル35が現役の時代には、想像もしなかった建築です。
    ↓
コクーンタワー - 1/2の時間 : half time

奈良町資料館

2009-10-17 22:32:43 | DIAL 35-奈良
入口に大小多数の身代わり申(さる)がくくられているので、最初はこの奈良町資料館が、ならまちの庚申堂だと勘違いしていました。
入場無料の私設資料館であるここには、館長の収集した様々な骨董品が並べられています。
お店の前も、ちょっとしたギャラリーになっていて、様々な身代わり申のほかにも、屋根の上にも猿がいました。
素焼きの陶製の見ざる言わざる聞かざる。
なぜか、見ざるが二匹並んでいるのですが、理由はよくわかりません。
その後ろには木製の看板が飾られ、独特の世界観を漂わせていました。

BMW Group Studio

2009-10-10 17:42:32 | DIAL 35-東京
東京駅の近く グラントウキョウサウスタワー一階にあるBMWのショールーム「BMW Group Studio」。
ふと通りかかると、往年の名車が数台展示されていました。
そのうちの一台が、このオレンジとベージュのコンビカラーを纏ったBMWのクラシック・オープンカー。
おおらかで優しいカタチのフェンダーに、紡錘型のクロームライトが、古き良き時代を感じさせます。
きっと空と景色を存分に感じながら、ゆったりと運転を楽しんでいたんだろうなと思わせる、素敵な時代の雰囲気が薫ります。