1/2の時間 : half time

「奈良」「京都」「東京」。時代を移し、栄えた日本の都の懐かしい表情を、個性豊かな三つのハーフサイズカメラで写し取ります。

RX-78-2 ガンダム

2009-09-26 21:39:53 | DIAL 35-東京
夏休み、キャノン ダイヤル35を片手にお台場へ。
目的は当然のことながら、原寸大ガンダム RX-78-2。
今はもう解体されてしまいましたが、お台場の潮風公園に立つ、全高18mの実物大の迫力は、リアルタイム世代にとっては涙もの。
二次元のアニメーションを、立体のフィギュアやプラモデルに落とし込む作業も確かに素晴らしい仕事ですが、今回はさらに原寸大に仕立て上げるといった、極めて難易度の高いもの。
特に思い入れの強いファンに支えられているガンダムなだけに、さまざまな葛藤があったに違いありません。
この完成度の高い仕事を仕上げた、制作・施工の乃村工藝社に感謝です。

唐辛子

2009-09-19 17:05:03 | PEN-FT-奈良
萩で有名な奈良の白毫寺(びゃくごうじ)へ向かう途中、白毫寺町の細い民家の路地を歩いていると、家庭菜園の小さな畑から、沢山の唐辛子が生っているのを見つけました。
青々したものから萎れてしまったものまで、緑、黄色、橙、赤と、成長過程でこんなにも色が変わるものなんだと、感心してしまいました。
野菜作りに携わっている人にとっては、当たり前のたわいのないことかもしれませんが、スーパーでしか野菜に出会うことのない僕にとっては、新鮮な発見でした。
それにしても見るからに辛そうな色彩です。
口の中が乾いてきそう…。

金閣寺

2009-09-13 10:42:50 | PEN-FT-京都
修学旅行気分で、金閣寺を撮ってみました。
日本人なら誰もが、一生に一度は見るであろう京都の名刹を、PEN-FTはどう写すのか、現像まで楽しみにしていました…。
が、この金箔の寺院の輝く美しさは、さすがに今時のデジタルで撮った方が良さそうです。
日本の寺院の多くが、枯れた味わいが日本の情緒を醸し出しているのとは対照的に、この金閣寺だけは、派手で豪華な輝く金の色で、人の心を釘づけにするからです。
銀塩ハーフの世界感とは、多くの点でベクトルが異なっていたということが分かりました。

新宿 思い出横丁

2009-09-05 15:10:55 | AUTO HALF-東京
新宿西口、駅のすぐ脇に軒を並べる思い出横丁。
なんとも味わい深いこの通りを、オートハーフ片手にウォーキング・スナップ。
中央の通りをぶらぶらしながら、焼き鳥ひさごの前でパチリ。
錆びと埃と焼き鳥の煤で年期のこもった看板は、思い出横丁の歴史を感じさせます。
しかし、この写真の主役はひさごの看板ではありません。
左下の赤い垂れ幕、“つるかめ食堂”のコピーです。
「バカはうまいよ つるかめ食堂」
意味不明の、謎のコピーです。
    ↓
新宿 つるかめ食堂: 食い道をゆく