1/2の時間 : half time

「奈良」「京都」「東京」。時代を移し、栄えた日本の都の懐かしい表情を、個性豊かな三つのハーフサイズカメラで写し取ります。

神楽坂(かぐらざか) 兵庫横丁

2010-04-25 09:13:20 | DIAL 35-東京

東京の情緒と風情を今に伝える数少ないエリアのひとつ、神楽坂(かぐらざか)。

扇状に敷き詰められ石畳が目印の兵庫横丁を、キャノンダイヤル35を持って出かけました。

赤い番傘に腰かけと毛氈(もうせん)。

まるで、映画のセットのような演出にやられて、シャッターを切りました。

ダイヤル35独特の、巻き上げ兼用グリップで構えると、なぜか気が付かないうちに指がレンズにかかってしまうのです。

この写真も、よく見れば左下に人差し指の影がチラリ。

まあ、これもひとつの思い出です。

Canon DIAL 35、RICHO AUTO HALF SE、OLYMPUS PEN FT

2010-04-18 15:09:02 | OLYMPUS PEN-FT

上からCanon DIAL 35、RICHO AUTO HALF SE、OLYMPUS PEN FT。

現在愛用しているハーフカメラ3種、勢ぞろいです。

どれも、発売から40年以上も経つカメラですが、どれを見ても実に個性的。
デザインにオリジナリティがあるというだけでなく、それぞれ魅力的なオーラがあるのです。

だからこそ愛され、大切に使われてきた現役のカメラたち。

成長軌道を上に向けひたすら走り続けていた、とっても自由な時代の空気が、いっぱいに詰まっています。


本法寺 開運猪

2010-04-10 23:05:16 | PEN-FT-京都
京都 本法寺に行くと、狛犬ならぬ狛猪(こまいのしし)に出会えます。

この“開運猪”と書かれたのがそれ。

もう片方の猪はここには写っていませんが、もちろん阿吽の対をなしています。

七頭の猪に座す摩利支天(まりしてん)を祀っていることから、狛猪として守ってもらっているそうですが、なかなか他では見られない変わり種の神獣です。

この開運猪は、PEN-FTで撮りました。

東京タワー Vol.4

2010-04-03 22:08:41 | PEN-FT-東京
ついにその高さを、東京スカイツリーに譲った東京タワー。

あとは、その倍ほどにもなる新・東京タワーの行方を見続けるだけとなりました。

地デジ移行に伴い、東京スカイツリーに電波塔の役割は譲ったとしても、昭和の面影を強く残した東京タワーの存在は、これからも変わることはありません。

朱色の鉄骨で組まれた、ノスタルジックな雰囲気の電波塔というえば、後にも先にも東京タワーしかないのです。