1/2の時間 : half time

「奈良」「京都」「東京」。時代を移し、栄えた日本の都の懐かしい表情を、個性豊かな三つのハーフサイズカメラで写し取ります。

いろはのれん Vol.3

2010-05-08 23:03:45 | AUTO HALF-東京

東京 門前仲町 深川不動堂(ふかがわふどうどう)。

参道の途中にあるとあるお店ののれんです。

“いろはに…”から数えて17文字目“…くやまけふこえてあ”までが、でか文字で書かれている藍染ののれん。

やっぱり気になるのが、主役のでか文字を支える周囲の小文字。

いろはかるたになっているようですが、その意味、正直よく分かりません。

「け」。

けせうけわいわついにせず…

化粧、仮粧は遂にせず…という読み方でしょうか?

でその意味とは?

浅草寺の仲見世通り

2010-03-20 15:47:19 | AUTO HALF-東京

リコー オートハーフをポケットに忍ばせ、浅草 浅草寺へと向かう仲見世通りをぶらぶら。

雷門からてくてく歩き、左手に五重塔が見え始めるころ、通りの掛け看板を見ると、見事な富士と朝日の御来光。

「こいつはまさに、ニッポンだなぁ…」と、顔がほころんで、思わずシャッターを切りました。

町中の銭湯にいくことも近頃稀(まれ)になりましたが、富士山の絵を目にすれば、日本人なら誰もがほっこりしてしまうものです。

富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)のおみくじ

2010-02-27 15:52:36 | AUTO HALF-東京

オートハーフを片手に、東京深川 富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)の境内をぶらぶらと歩いていると、石灯篭のまえに、たくさんのおみくじが結ばれた渡し縄がありました。

僕自身はあまりおみくじを引かないので、このように結んだ記憶がありませんが、こうして結んであるのは、別に悪い運のものを厄払いするという意味ではないそうですね。

おみくじといえば、その運気の序列。

大吉、中吉、小吉の良運の順番はもちろん分かりますが、では吉はどこに入るのか?と考えてしまうことがあります。

調べてみると、吉は以外なことに小吉の下。吉よりも小さいという意味ではありませんでした。

そして、その下が末吉だということです。

知ってすっきり。

浅草寺のおみくじ

2009-11-14 15:41:39 | AUTO HALF-東京
ひとごみの中に繰り出す時は、オートハーフがぴったりです。
ピントも露出も、巻き上げさえも自動で行ってくれるのですから、銀塩カメラなのに気軽なデジカメ気分。
浅草寺の本堂横にあるおみくじ売り場では、やはり女性が多いのが分かります。
「みくじ 百円」の額の下で、それぞれの引き出しを開けて、自分の運気をはかります。
こんな日本の日常風景を撮るのに夢中な僕は、気が付けばみくじを引かずじまいでした。

新宿 思い出横丁

2009-09-05 15:10:55 | AUTO HALF-東京
新宿西口、駅のすぐ脇に軒を並べる思い出横丁。
なんとも味わい深いこの通りを、オートハーフ片手にウォーキング・スナップ。
中央の通りをぶらぶらしながら、焼き鳥ひさごの前でパチリ。
錆びと埃と焼き鳥の煤で年期のこもった看板は、思い出横丁の歴史を感じさせます。
しかし、この写真の主役はひさごの看板ではありません。
左下の赤い垂れ幕、“つるかめ食堂”のコピーです。
「バカはうまいよ つるかめ食堂」
意味不明の、謎のコピーです。
    ↓
新宿 つるかめ食堂: 食い道をゆく

深川不動堂の幟(のぼり)

2009-06-03 23:08:15 | AUTO HALF-東京
門前仲町 深川不動堂(ふかがわふどうどう)の本堂脇には、色とりどりの幟(のぼり)が立っています。
多くの人々から奉納されたたくさんの幟が、色別にずらりと並ぶ様子は、見ていて気持ちがいいのです。
色ごとに、意味の違いがあるのかどうかは分かりませんが、スカッと晴れ渡った空の下、風になびく幟にしばらく見とれていました。
なんかとてもいいご利益がありそうな…。

花やしき

2009-03-23 22:38:40 | AUTO HALF-東京
オートハーフを片手に浅草をぶらぶら。
朝、花やしきの近くを通ると、開園前の静かな時間の中、シンボル塔のBeeタワーが青空にぽっかり。
レトロな空間はレトロなカメラで撮ると、想像通りのレトロな仕上がり。
いかにも味のある絵になりました。
見れば見るほど、なんだかセットみたいに思えてきます。

浅草寺 宝蔵門(ほうぞうもん)

2009-02-25 23:32:46 | AUTO HALF-東京
固定焦点のオートハーフでも、ジャスピン範囲にピタッと入れば、この解像感。
朱色も、金色も、提灯の金文字も、想像以上にクリアに写っていたのを確認した時は、思わず“ヨシッ!!”っと拳を握って引いてしまいました。
被写体は、浅草寺 宝蔵門(ほうぞうもん)の吊灯籠。
楼門の真ん中に下がる「小舟町」の大きな赤提灯の、両脇を固めるこの大提灯は銅製で、その重さなんと1t。
この重量を苦もなく支えている、宝蔵門の頑強な造りにいたく感心してしまいます。

コクーンタワー Vol.2

2009-02-12 21:41:22 | AUTO HALF-東京
前回の写真、宝泉院の卵型をした吊り灯籠。
癒されてしまいそうな、その形にそっくりな近代建築、新宿 コクーンタワーのホール棟です。
立てた卵の形。殻を覆う幾何学形メッシュの感じ。
どことなく共通点を見出してしまいますが、その大きさ、色、時代に用途。
全く異なるこの二つの間に、そこはかとなく漂うシンクロ感。
ちょっとしたカタチ遊びなのですが、でもやっぱり、似ていますね。

浅草 初音小路

2009-01-29 22:37:27 | AUTO HALF-東京
奈良、京都ときましたので、今日の写真は東京です。
浅草の浅草寺の西側、藤棚がアーケードとなっている(咲いているところはまだみたことがありませんが)、初音小路です。
浅草へ立ち寄ると、自然とこの通りに足が向いてしまうのですが、特にお気に入りのお店があるわけでもありません。
ただなんとなく、懐かしい気持ちになってしまう、心のヒーリング・エリアなのです。
この枯れた生活感。
オートハーフによる、ハーフサイズ画質と色が、いい空気感を見せてくれました。