1/2の時間 : half time

「奈良」「京都」「東京」。時代を移し、栄えた日本の都の懐かしい表情を、個性豊かな三つのハーフサイズカメラで写し取ります。

寂光院の秋

2009-11-28 22:35:00 | PEN-FT-京都
オリンパス PEN-FTを持って京都 洛北を訪れた時のこと。
寂光院の山門への長い階段を上っていくと、紅葉の盛りの頃だったのにもかかわらず、この楓はまだ緑葉のまま。
しかしよく見れば、ポツンポツンと真っ赤な葉が紛れています。
なぜ、周囲の葉の色と季節が違うのかは謎です。
おかしな楓だなぁと思い、写真に撮りました。
しかし、秋の京都は本当に人がいっぱい。
もちろん自分もそのうちのひとりなのですが。

パントーン

2009-11-22 17:08:22 | DIAL 35-東京
キャノン ダイヤル35を片手に、表参道をぶらぶらしていると、ブティックのウィンドウ・ディスプレイにパントンを発見しました。
パントンといえば、言わずと知られた、世界中で使われている様々な色見本を作製している会社。
少し前に話題となったパントンケータイでもおなじみです。
ファッション、家電、印刷など、色提案における幅の広さは世界一。
ですから、ブティックのディスプレイに使われていても、全くおかしくないばかりか、やっぱりこの通り、キレイにはまっています。

浅草寺のおみくじ

2009-11-14 15:41:39 | AUTO HALF-東京
ひとごみの中に繰り出す時は、オートハーフがぴったりです。
ピントも露出も、巻き上げさえも自動で行ってくれるのですから、銀塩カメラなのに気軽なデジカメ気分。
浅草寺の本堂横にあるおみくじ売り場では、やはり女性が多いのが分かります。
「みくじ 百円」の額の下で、それぞれの引き出しを開けて、自分の運気をはかります。
こんな日本の日常風景を撮るのに夢中な僕は、気が付けばみくじを引かずじまいでした。

柴又帝釈天 邃渓園(すいけいえん)のセミ

2009-11-07 17:19:08 | DIAL 35-東京
夏の終わりに、キャノン ダイヤル35と東京の下町散歩。
柴又帝釈天の境内にある邃渓園(すいけいえん)を散策。
緑豊かな池泉式庭園の周囲を、渡り廊下から歩いて眺めていると、茶室の竹垣の先に蝉の抜け殻を発見しました。
ダイヤル35のレンズで緑の風景を撮ると、冴えた青味の色に写ります。
それはどこか懐かしい色味。
遠い夏の記憶のような風景に写るのが、ダイヤル35の味なのかもしれません。