1/2の時間 : half time

「奈良」「京都」「東京」。時代を移し、栄えた日本の都の懐かしい表情を、個性豊かな三つのハーフサイズカメラで写し取ります。

東京タワー

2009-01-11 23:00:02 | DIAL 35-東京
ダイヤル35で東京の空を撮りました。
被写体はもちろん東京タワー。
展望台の数字は、年も明けて“2009”。
この日の空は、もっと青かったのですが、ダイヤル35のレンズでは割と冷めた色調に写ります。
全体にシアンがかかったようなクールな色みは、見ようによってはTOKYOっぽいのかもしれません。

Canon DIAL 35(キャノン ダイヤル 35)

2009-01-10 15:49:38 | Canon DIAL 35
Canon DIAL 35(キャノン ダイヤル35)。
正式には“ダイアル”35という呼び名ですが、現代風の響きであるダイヤルで呼んでいきます。
どこをどう見回しても個性的な外観が、いまでも斬新で新鮮なダイヤル35。
その名の由来であるレンズ周りの10個の受光窓。
黒電話のダイヤルのようにも、トンボも複眼のようにも見え、このカメラの最大のチャームポイントになっています。
初めて写真で目にした時は、それはもう無条件に「これ欲しい!」と心に決めてしまいました。
今でも多くの人に愛されているのも、深く頷けます。
発売されたのは1963年(昭和38年)11月。
本当に46年も前の製品なのでしょうか。
アンビリーバブルなほどキているデザインに、白旗降参です。

のんちゃん

2009-01-08 22:51:32 | AUTO HALF-東京
浅草の、のんちゃんです。
元旦の朝、浅草寺への向かう仲見世通りを歩いていると、通りの横からおじさんが、お正月バージョンに着替えたのんちゃんを連れていました。
おめでたい獅子舞の帽子が良く似合ういでたちで、実におとなしく通りを眺めていた彼。
とっさにオートハーフで撮りましたが、アップに弱いということをすっかり忘れ、近接撮影してしまいこのピンボケ状態。
写真としては出来がイマイチですが、彼のキャラクターの強さが救いです。
ハーフだから許せてしまう、ゆる写真です。

RICOH AUTO HALF (リコー オートハーフ)

2009-01-07 20:22:15 | RICHO AUTO HARF
下の写真を撮ったのがこのRICOH AUTO HALF (リコー オートハーフ)SEです。
キュートでグラフィカルなカラーリングが多いオートハーフの中で、あえて硬派なオールブラックのボディを手に入れました。
36枚撮りフィルムを詰めて、一体どんな写真が出来上がるのかを楽しみにしながら、次々とシャッターを押していきました。
ピント合わせいらずで手前1mから∞までパンフォーカスで撮れるオートハーフは、本当に、ただ被写体を見て押すだけ。
あまりにもお手軽すぎて、途中、本当に撮れているんだろうかと不安になるくらい。
で、結果はご覧の通り。
撮りたいと思っていた大提灯に、なぜジャスピンなのか、不思議な気持ちです。

浅草 雷門

2009-01-05 23:21:41 | AUTO HALF-東京
2009年。
新しい、そして厳しいであろう一年が幕を開けました。
でもお正月くらいは晴れやかな気持ちでいたいものです。
東京の初詣といえば明治神宮ですが、下町散策気分で浅草の浅草寺に行ってきました。
浅草寺といえば、やはり雷門。
パナソニック株式会社となった今でも、雷門大提灯の寄贈名は「松下電器」のままでいくそうです。
初詣客のごった返す元旦だからでしょうか、提灯の下が少しまくり上げられています。
そんな提灯の真下から見上げればその大きさ、やはりでっかい!