白龍のオウム・アーレフで過ごした日々

オウム・アーレフと新団体「ひかりの輪」について考える。

今年一年いろいろありました。

2007-12-31 01:43:11 | Weblog

 今日は大晦日ですね~。年を取ると時間の過ぎるのが早く感じるというのは、どうも本当のようです。なんか、あっという間の一年間だったような気がします。しかし、社会的にも、個人的にも大きな出来事が起きた一年でした。

 

今年の国内、国外の十大ニュースはこんな風になっています。

 

http://topics.kyodo.co.jp/2007top10/

 

 

 この十大ニュースを見ていると、どれをとっても、その年のトップニュースになるようなものばかりですね。今年は、あまりに大きな出来事が起きすぎました。これは、干支の最後の年の垢落としなのだろうか?来年から、また新しい12年が始まるわけですが、よい年になるといいですねえ。

 

 私個人に関しては、父が亡くなったことが一番大きな出来事でした。昨年末から、親族が4人も亡くなるという葬式ラッシュだったのですが、最後に我が家に来てしまいました。結局昨年末から、親族が5人も亡くなったことになります。こんな年もあるんですなあ・・。

 

 オウム・アーレフ関係では、なんといっても上祐さんの率いるM派が、3月初旬にアーレフから脱会したこと、そして5月にひかりの輪という新団体を立ち上げたということが、大ニュースでした。それと、松本家の四女が家出をし、江川さんのところへ居候させていただくことになったというのも、大きな話題でした。その後、江川さんのところを飛び出してしまって、行方知れずだとか・・。

 

 M派のアーレフ脱会に関連して、私も18年間籍を置いていたオウム・アーレフから脱会し、そのまま、ひかりの輪に籍を移すことなく完全に教団から離れました。これは、私にとっての大ニュースでした。今年を象徴する一文字は『偽』だそうです。今まで覆い隠されていたものが、次々と明らかにされた年でした。ひかりの輪は、麻原隠しをしていると未だに疑いを持たれているようですが、私の脱会に関しては、『偽』などではなく本物です。^^

 

 かつてのオウム・アーレフやひかりの輪の内部事情も、いろいろな場面で次々に明らかにされました。教祖をはじめ、幹部連中の教団内でのひどい実態も暴露され、ついにはタブーであった、松本家に関する情報まで表に出てくることになりました。

 

 最近では、野田さんの「月間現代」に投稿した暴露記事がメガトン級の爆弾だったかもしれません。^^この傾向は、来年以降も続き、今まで隠されていたものが、さらに明らかになっていくのではないでしょうか。松本家に関しては、まだまだ叩けばいくらでもホコリが出てきそうな感じです。

 

 前々回の記事で、ひかりの輪への質問内容に関して書きましたが、その件に関して、回答がどうであったかということを、一応お知らせしておきますね。結果的には、残念ながら満足のいく回答を得ることは出来ませんでした。ここに、ひかりの輪の方とのやりとりを丸ごと載せると、一番皆さん方に分かりやすいのですが、ひかりの輪広報から、ミクシィ内でのやり取りをブログに載せないでくださいと言われてしまい、こちらには全く掲載できなくなってしまいました。

 

 当ブログに記事を出されると、自分の書いた言葉が独り歩きし、誤解を受けるとか、書き込む時間が無いので、反論できないから責任が持てないとか、いろいろ掲載して欲しくない理由を考えたようです。ネット上で、ちょこっとクリックすれば、私のブログなどすぐ出せるはずなんですが、その程度のことが面倒だったようです。(本音は、私のブログで話が広がるのを恐れたのでしょうか・・。)

 

 まあ、どちらにしても、論点をズラした回答しか得られず、埒が明かないので、質問を打ち切ることにしました。やはり、ひかりの輪では、代表しか外部に対して、明確に責任を持ってものを言える人がいないのだなと改めて感じました。

 

 さてさて、アーレフも、ひかりの輪も年末年始セミナーの真っ最中でしょうか。来年は、どうなるのでしょうね。アーレフは、野田さんをはずして、新体制で教団運営をしようとしていますが、そんなことで果たしてやっていけるのだろうか?信徒に見限られないと良いけど・・。

 

 しかし、先日コメント欄に、「宗教団体はなかなかつぶれない。」と書き込んでいた方がおりましたが、宗教団体というのは、本当になかなかつぶれないものですねえ。この分だと、アーレフも、ひかりの輪も、結構細く長く存続し続けるかもしれません。私も教団の外に出てから、いろいろ教団批判をしてきましたが、現在も残っている人には、それなりの事情があるんだろうなと思うようにしています。それは、半ばあきらめのような気持ちで、そのように見ています。依存したい人は、やはり依存したいんだなと・・。

 

 来年は、アーレフ・ひかりの輪に意識を向ける時間を、少なくしていこうと思います。二つの団体は、時が至れば、なるようになるでしょうから・・それまで放っておきます。

 

 今年も、多くの皆様からたくさんのコメントや貴重な情報を寄せていただきまして、まことにありがとうございました。おかげさまで、当ブログを一年数ヶ月も続けることが出来ましたこと、心より感謝しております。

 

 来年が、皆様にとって良い年になりますよう祈念して、今年最後の記事を終了いたします。

それでは皆さん、良いお年を!


アーレフ運営基本方針決定

2007-12-15 15:07:08 | Weblog

野田さんのブログにも載っていましたが、アーレフ本体の運営上の基本方針が出されたようです。こちらに載っています。

 

http://info.aleph.to/news/200712.html#20071214

 

なんか、この組織をみると、いかに責任逃れをするかということしか考えていないような組織のように見えますね。^^合同会議が教団の意思決定機関ということですが、そこでの決定事項に関して問題があった場合は、誰が責任を取るのでしょう。

 

合同会議内にある、運営準備委員会の6人の方でしょうか?実質的な組織運営方針は、ここでおそらく決められるのですよね。合同会議なんて、ほとんど形式的なもので、運営準備委員会から出された議案がすんなり通る仕組みになっているのでしょうから。この中から、通常組織の責任者が出るのが当りまえ。

 

しかしながら、そのなかには、長と名がつく役職の方はいません。最高役職が、共同幹事です。委員長あるいは幹事長のいない委員会ってなんですか?共同幹事って何?共同って言葉をつけることで、「俺一人で決めたんじゃないよ。みい~んなで決めたんだよ。俺には責任ないからね。」ってことが言いたいのでしょうか?

 

野田さんが、松本家の教団関与を暴露されましたが、それがあるので、幹事にとっては、なおさら「俺の責任じゃないも~ん!」という意識が働くのかもしれません。所詮操り人形に過ぎないわけですから、「そんな立場で責任負わされたらかなわん!」という意識が働くのも分からないでもないですが、それは、あまりにも情けない思考ではないでしょうか。

 

旧役員会に関する記述がありますが、その中で、「旧役員会は事実上消滅しました。」とあります。しかし、野田さんは代表として存在しているわけですから、消滅していませんよね。野田さんを、勝手に消滅させたらまずいでしょう。^^

 

普通なら、運営準備委員会の委員長に据えるか、合同会議の委員長に据えるかすべきところです。しかし、それは完全無視。まあ、今までの、教団の流れから言えば、至極当然の流れではありますが、教団内の粛清の姿を公に明らかにしてきたということですね。これはこれで、興味深い事です。


ひかりの輪Mixiコミュでの質疑応答①

2007-12-12 13:11:06 | Weblog
 さて、昨日掲載したミクシィ内の私とひかりの輪専従スタッフとのやり取りですが、広報の池田さんから、発言が一人歩きして、責任が取れなくなると困るので、掲載を取りやめていただきたいという要望がだされました。そこで、今までの当ブログの前例に従い、掲載を控えることにしました。

 本当は、ミクシィを見れない方達のために、こちらにお互いのやり取りを掲載して、皆様の判断を仰ぎたかったのですが、残念ながらそれはかなわなくなりました。仕方が無いので、私がひかりの輪にした、三つの質問とそれに対する池田さんからの回答を、まとめて提示したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【ということで、昨日、この記事を掲載させていただきましたが、再び池田さんから、文章の一部転用も困る】ということで、削除依頼が出されました。理由は、昨日池田さんが、当ブログにコメントを書きこまれていた、

 「削除してもらった内容が特にまずいいうわけではなかったんですけど、やりとりできる範囲を超えてしまうと、例えば文脈を無視して部分的な発言が、一人歩きした場合や、言葉のミスがあった場合に責任が持てなくなってしまいますので、申し訳ありませんが削除をお願いいたしました。どうぞご理解ください。」ということなのだと思います。

 仕方がありませんので、私のひかりの輪に対する、3つの質問のみ掲載させていただきます。そのうちに、団体としての公式見解がだされるでしょうから、その時に、確認を取りながら、掲載出来る時は、掲載したいと考えております。(13日訂正)】

1、イニシエーションを行なうことには、ひかりの輪では、どのような意味を持たせているのか?
                  ↓
1に対する回答

                  削除

2、 ひかりの輪のイニシエーションには、エネルギー移入、あるいはカルマ交換という概念があるのか? ないのか?
                  ↓
2に対する回答

                  削除  

3、もしあるとすると、そういったエネルギー移入は、誰でもが行なえるものなのか?それとも、ある特別な人が、行なえるものなのか?
                  ↓ 
3に関する回答

                  削除


 新しく提示した質問内容にも、発言の一部転載がありますので、そちらも言われる前に削除しておきましょう。^^

 ここまでやれば、文句はないでしょうね。ということで、ミクシィを見れる方は、ミクシィ内の、ひかりの輪 意見交換の場 トピックをご覧いただければと思います。ミクシィ内でしか、発言に責任が持てないというのじゃ、なんともしょうがないですね。とりあえず、ひかりの輪に合わせる事にいたします。

ひかりの輪ミクシィコミュから転載

2007-12-10 20:45:32 | Weblog
 ミクシィ内のコミュ「ひかりの輪 意見交換の場」で、最近書き込みをしていますが、せっかく書いたので、こちらにも転載しておきます。
 まず最初に、私が書き込むきっかけになったのは、ひかりの輪専従スタッフの渡部さんから、旧教団関係の教材破棄を、会員レベルでも、徹底するというような発言があったからでした。それに対して、次のような書き込みを行ないました。


『>旧教団関連の教材の破棄の徹底(会員さんレベルでも開始)

旧教団色を、徹底的になくしたいという気持ちは理解できますが、
会員の教材破棄は、必要ないんじゃないでしょうか?
というよりも、徹底させることが難しいと思います。
みなさん、高いお金を出して教材を買っていますから、手放したくない人もいるでしょうし、
各家庭の中まで踏み込んで、チェックするわけにもいかないでしょう?

そういう無理なところに力を注ぐより、欺瞞性・閉鎖性を取り除くために、
コミュなどで、しっかり質疑応答をするなど、
別な面に力を注いだ方がよろしいのではないかと思います。

それと、会員の方々の、自由な生の声ってあまりにも少ないですよね。
今のところ、篠沢教授さんや学さんくらしか見当たりませんので、
多くの会員の方が、どのようなことを考えているのか教えていただきたいです。

上祐さんの与えた方向性に、ある程度同意し、進んでいこうとするのは当たり前だとしても、
みんながみんな不満もなく、従っているのでしょうか?
そうだとすれば、その方が、不健全のような気がします。

かつてのオウムで、我々は、おかしいと思いつつも、
救済のためにと、幹部の言うことには逆らわず突っ走り、悲劇を招いた苦い経験をしています。

現在、上祐さんに、意見できる会員さんていますか?
そういう、自立した会員さんがいてこそ健全だと思います。
そうでないなら、かつて、教祖の発言に逆らえなかった、旧教団とどこが違うのかと思ってしまいます。

上からの発言ではなく、下からの自由な発言が出てきてこそ、
閉鎖的なイメージが払拭されていくのではないかと感じるんですが・・いかがでしょうか?』


 その後、渡部さんや、ひかりの輪広報の池田さんから、少々発言が過ぎてしまったと反省の言葉がありました。実際は、団体の趣旨に賛同していただくように、会員の方には、促すということだそうです。

 渡部さんや、池田さんの発言を掲載させていただきました(10日)が、こちらに掲載されると、発言が一人歩きする可能性があり、責任が持てなくなるので、削除していただきたいという池田さんからの要請がありましたので、お二人の発言は削除させていただきました(12日)。