白龍のオウム・アーレフで過ごした日々

オウム・アーレフと新団体「ひかりの輪」について考える。

お久しぶりの記事更新

2009-11-22 16:35:23 | Weblog

3連休なので久々にブログ記事を更新します。^^

 

最近のオウム関連のニュースでは、豊田・広瀬被告の死刑が確定した記事がありました。

 

「オウム幹部の2被告、死刑確定へ」11月6日

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/321332/

 

『オウム地下鉄サリン「散布役」豊田・広瀬被告 参考書執筆や寄付、反省の日々』

11月7日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091107-00000036-san-soci

 

 『弁護人によると、拘置所では、接見に訪れた知人らから、事件についてもっと語るように勧められているが、「自己の行為の言い訳になってはいけない。被害者は何も語れずに亡くなったのに、自分が語ることは僭越(せんえつ)で許されない」と固辞。』・・・・・

 

 

 豊田被告はなぜ事件について語らないのだろうか。同様の事件を二度と引き起こしたくないという反省の上に立脚するなら、事件について知っている全てを明らかにすべきである。

 

 「被害者は何も語れずに亡くなったのに、自分が語ることは僭越(せんえつ)で許されない」と言ってるが、何のために殺されたのかもわからず死んでいった方々のためにも、真実を明らかにする責任があるのではないだろうか。

 

 こういう言葉を読むと、やはりグルや教団を批判し、五逆の罪を犯すくらいなら、何も語らずこの世から去っていこうというヴァジラヤーナ的発想から抜け出ていないのかなあと勘繰ってしまいます。

 

 

 話は変わりますが、昨日21日から全国一斉ロードショーになっている「2012」という映画ご存知でしょうか。オウム関係者ならついつい興味を引かれてしまいそうな内容です。2012年にマヤの暦が終わっていることから、2012年にはこの世の終末が訪れるという内容。

 

「2012」オフィシャルサイト(注 音が出ますよ)

http://www.sonypictures.jp/movies/2012/

 

 1999年の世紀末。あれだけノストラダムスの予言やら何とかの予言やらで、地球は終わりだ、世界は破滅に向かうと叫んでいたが、何も起きなかったわけです。その後、教団内では2012年の「マヤの予言」があるという話をまことしやかにする人が出てきました。当時は素直に、「ホーッ!そんな予言があるのか・・。」と感心して聞いていましたが、いよいよあと3年後に迫ってきたわけです。

 

 そこでこの映画ですから、教団内でもおそらく有効活用なさるのではないでしょうか。「さあ、あと3年後に何が起きるかわかりませんよ!時間はありません。しっかり修業をし自己の転生を確定させましょう!」などと師にハッパをかけられ、イニシエーションを受けさせられ、集中修業に入れられる信徒・サマナが出てくるやもしれません。お気の毒に。

 

 マヤの予言と同様に語られているフォトンベルトに至っては、2012年から通過するのに2000年間もかかるとかいうし、いくらでも異常事態を想定する期間を延ばすことができるわけで、そんなことに振り回されて、日常生活をないがしろにすることこそが無駄ではないかと感じます。

 

 トンデモ話は話として楽しみたいと思いますが、死は想定外に訪れるもので、予測不可能です。日々為すべきことをしっかり為し、寿命が来たら死と立ち向かうということで十分かなと考えています。

 

 映画「2012」は、映画館で観ると大迫力なんでしょうが、私は半年後か一年後かに無料動画サイトにUPされるのを待って観るつもりです。どなたかUPしてくださいね。